5人目を妊娠したときに、妊娠12週でへその緒がねじれてしまい、おなかの中で赤ちゃんが亡くなってしまいました。手術のために入院した日の夜、おなかの中の赤ちゃんが私に話しかけてくれた不思議な体験を紹介します。


妊婦健診でわかった赤ちゃんの心拍停止
待望の第5子を妊娠中、幸せな妊婦健診でまさかの赤ちゃんの心拍が止まって亡くなっていることを告げられたのです。突然のことで、私は病院で泣き崩れました。
先生からは、このままでは母体に負担がかかるため、すぐに手術で出さないといけないという説明を受け、入院することに。
入院した夜、不思議な出来事が…
赤ちゃんの死を受け入れられないまま病院に入院して、先生からは「赤ちゃんは性別もわからないだろうし、見せることができない状態かもしれない」と言われました。
その夜、私はおなかをさすり赤ちゃんにお礼を言い、眠りにつきました。
すると、夢なのか現実なのかわからない状況で、私の枕元から、
「おかーちゃーん。ぼくはもう1回生まれてくるからね。ばいばーい」
と何度も声が聞こえたのです。
手術当日、付き添いで来てくれた夫に昨夜のことを話し、「生まれてくるのは男の子だと思う」と告げました。手術を終え、先生から「男の子でしたよ」と伝えられると、私と夫は手を握りあいながら泣いたのを覚えています。
それから半年、新しい命を授かった私は元気な男の子を出産しました。悲しんでいる私を励ますために、あのとき赤ちゃんがくれたメッセージに今でもとても感謝しています。
赤ちゃんからのメッセージは夢だったのかもしれませんが、改めて妊娠・出産は奇跡だと感じ、今いる子どもたちをさらに大事なかけがえのない存在だと実感する出来事でした。亡くなってしまった赤ちゃんに、心の中でいつもありがとうと伝えています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:さとう あおい/2014年長女、2016年長男、2018年次女、2020年三女、2023年次男、5人の子育て奮闘中の看護師ママ。育児休業中にライターとして活動を始め、育児の経験を生かし体験談を執筆している
作画:こちょれーと
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

