猫を新しく迎えるとき『先代猫のおさがり』は使ってもいい?各アイテムごとに解説

猫を新しく迎えるとき『先代猫のおさがり』は使ってもいい?各アイテムごとに解説

食器類

食事する猫と見守る女性

食器

食器類は、素材で可否を判断することをおすすめします。陶器やステンレス製の場合は、釉薬のはがれや欠け、溶接部のサビなどがなければ問題ありません。しかしプラスチック製の食器は表面に傷がつきやすく、細菌やバクテリアの残留リスクがあるため、再活用はおすすめできません。

給水器

フィルター付きで水を巡回させるタイプの給水器を使われていた場合は、電気系統のチェックやフィルターの交換などを行うことも検討してみましょう。

食器台

シニア猫は、頭を低く下げる体勢がつらくなって、食事をしなくなる傾向があるため、対策として食器台で高さを出してあげていたかもしれません。食器台もきれいに洗って再活用して構いません。

ただし、猫の体格によっては高さが合わないこともあります。そこは適宜新しく迎えた二代目の猫に合わせてあげましょう。

トイレ関連

トイレから出た猫

トイレ本体

猫のトイレはプラスチック製が多く、表面への傷や先代猫のニオイが取れづらいことを考えると、新しいものに買い替えた方がいいでしょう。ただし、新品に近い状態で汚れもニオイも気にならない場合は、洗って再活用してください。

猫砂・ペットシーツ

未使用の猫砂やペットシーツは、再活用しましょう。ただしシステムトイレの場合は、トイレ本体とセットで機能するように設計されていますので、トイレ本体を再度購入しましょう。なお猫砂は、猫により好みが異なるため、嫌がる場合は新しい猫に合わせましょう。

オムツ・介護用品

介護用にオムツなどを使っていた場合、未使用品がたくさん残っているかもしれません。新しく迎える二代目の猫にすぐ使えない場合は、何年も保管しておくのではなく、保護団体やお世話になった動物病院の入院患者用に寄付するといいでしょう。

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