鼻先の赤みや腫れが続くと「鼻せつ」の可能性も 早期受診のポイントを医師が解説

鼻先の赤みや腫れが続くと「鼻せつ」の可能性も 早期受診のポイントを医師が解説

鼻せつの前兆や初期症状について

鼻せつの前兆として、鼻前庭炎(びぜんていえん)を発症していることがあります。

鼻前庭炎とは鼻せつと同様に、鼻の穴の入り口に細菌が入り、鼻の赤みや腫れなどの炎症が生じた状態のことです。このような炎症にくわえて「せつ(おでき)」ができた状態のことを「鼻せつ」と呼びます。

鼻せつの発症初期には、患部に赤く盛り上がった小さな発疹や膿を持った膿疱ができます。発疹や膿疱は次第に硬くなり、赤みや熱感、痛みが強くなる傾向にあります。

さらに、数日〜数週間経過すると膿瘍へと変化し、膿が出ることがあります。膿が排出されると、腫れや痛みなどの症状が急激に和らぎます。

ただし、細菌が鼻の奥まで侵入し、炎症が悪化すると、蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの合併症を引き起こすことがあります。そのため炎症がみられたら、できるだけ早期に耳鼻科で治療を行うことが重要です。

鼻せつの検査・診断

鼻せつの診断では、患部の状態や症状を確認したり、必要に応じて採取した膿を培養したりする検査が行われます。

培養検査を行うことで原因となる菌を特定するほか、その細菌に有効な薬剤を特定することにも役立ちます。この他、炎症の程度が強い場合には、血液検査が行われることもあります。

配信元: Medical DOC

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