
Photo by:Kyoko Munakata
Ami Paris(アミ パリス)は11月28日(金)に、東京・表参道に長期ポップアップストアをオープン。
会期は2026年10月末までとなっており、2フロア・計136㎡の空間は、同ブランドが大切にするコミュニティを温かく迎え入れる新たな“パリの家”のようである。
パリジャンの暮らしを東京へ
2011年に仏パリで誕生したAmi Parisは、パリの街からインスピレーションを受け、メンズとウィメンズへ向けた包括的で実用的なワードローブを定義し続ける。創設者兼クリエイティブディレクターのアレクサンドル・マテュッシ氏のクリエイションは、フレンドリーでラグジュアリー、エレガントでシンプルといったフランス特有のスタイルを捉えている。

Photo by:Kyoko Munakata
今回のポップアップはどこか懐かしく、それでいて遊び心に満ちた“第二のパリジャンホーム”をテーマにデザインした。Ami Parisが持つエフォートレスで実用的な感性に、喜びとポジティブなエネルギーが共鳴。シーズンごとに変化する“進化型”の空間として展開する。

Photo by:Kyoko Munakata
外観は、パリのオスマン建築を思わせるファサードを採用し、花が揺れるバルコニーや柔らかな光を放つ亜鉛風の屋根、さらにはストリートサインが、同ブランドの原点であるパリの息吹を感じられる世界へと導く。

Photo by:Kyoko Munakata
店内には、ベージュのライムペイント、ライトオークの木材、パーケットフローリングなど、Ami Parisのブティックを象徴する素材を使用し、クラシックなパリのビストロを再解釈した心地よい空間が広がる。
“赤いバルーン”に込めた物語

Photo by:Kyoko Munakata
ファサード中央には、アレクサンドル・マテュッシ氏の幼少期から着想を得た、“小さな男の子”のオブジェが佇み、赤いAmi de Cœur(アミ ドゥ クール)のバルーンを手にしている。
これは、アルベール・ラモリス監督の短編映画『赤い風船(Le Ballon Rouge)』へのオマージュでもあり、同ブランドが大切にする詩的な世界観を象徴している。
