
本作を読んだ読者から集まったのは、「我が家の猫たちも人間を鳴き声で操ります。逆らえません」「猫ちゃんのお願いならなんでも聞いちゃう!」「飼い主は猫様の舎弟ですから…w」という声。どうやら家をリフォームして全自動化しているわけではなさそうで…!
久川さんのお宅も豪邸ではなく、ごく一般的なペット可案件の賃貸住宅である。しかし、愛猫のミコさんにとってはこのうえなく快適な全自動の家なのである。ドアの前でひと鳴きするだけで自動ドアのように扉が開き、またこたつの前でひと鳴きすればこたつ布団も自動であがる。すべて久川さんがミコさんのご要望に応じてすばやく動き、“人力”でこなしているのであるが…!

今回のエピソードについて久川さんに話を聞いてみた。
――ミコさんのご要望に応えるのは大変ではありませんか?
忙しいときはなかなか大変ですね(笑)。でもなるべく快適に過ごしてほしいですし、ミコさんは何を望んでいるかを明確に示してくれることが多いのでむしろ助かっています。
――読者さんからは「ミコさん、なんてしつけがいき届いた下僕をお持ちで!」という声も。本当に見事にしつけられましたね(笑)!
最近のミコさんはドアを開けてほしいときに大声をあげるでもなく、ただ「開けてほしいなあ…」という「圧」を背中に漂わせて私に察させる、という高度な技を繰り出すようになってきました。仕事してると突然後ろから「圧」を感じ、振り返るとドアの前でもの欲しげに見上げてくるミコさんと目が合う…という感じです。今後もしつけてもらえるよう頑張りたいですね。

猫に頼られ、猫から呼びかけられるのも飼い主にとっては幸せなことである。「やれやれ」と思いながらも重い腰を上げる人間…もしかすると猫たちは、座りっぱなしの人間に適度な運動をさせようとしてくれているのかもしれない。
久川さんが描いた『愛されたがりの白猫ミコさん』は重版出来もしたほど人気のコミックエッセイである。書籍には描き下ろしエピソードやミコさんの写真も多数収録。ファン垂涎の一冊となっているのでぜひチェックしてみて。
取材協力:久川はる(@hisakawa_haru)
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