水ダウ「名探偵津田」に視聴者がここまで“夢中”になるワケ。超人気企画ゆえの“懸念点”とは

水ダウ「名探偵津田」に視聴者がここまで“夢中”になるワケ。超人気企画ゆえの“懸念点”とは

複雑に仕組まれたストーリーとドッキリ要素

 画像:株式会社AbemaTV プレスリリースよりそして、秀逸なストーリー構成も「名探偵津田」の見どころだ。これまでのシリーズで津田や助手的存在の芸人・みなみかわは、ロケの何日も前から伏線的な出来事を仕掛けられていることが明かされている。入念にドッキリ要素も盛り込みながら脚本が作られ、見ごたえ抜群のストーリーとなり人気を博している。

また、『水曜日のダウンタウン』の収録にもヒントが隠され、壮大なスケールで犯人探しをするのがお約束。ストーリーが巧妙すぎて、津田は自分がドラマの話をしているのか現実の話をしているのか世界線を見失い混乱を起こす場面もある。それくらい、現実と虚構が入り乱れるストーリーで、ミステリー作品としておもしろい仕上がりとなっている。

第4弾への期待と視聴者の推理合戦

 画像:TVerより今回の第4弾も、かなり凝ったストーリーになることが予想され、ファンはSNSで推理や考察をスタートさせている。ちなみに、今回の物語は、同番組の人気企画「電気イスゲーム」で劇団ひとりが殺されるところが起点だ。

それだけに、11月26日の収録に参加したタレントも犯人候補となり、これまで以上に推理合戦が放送前から加熱している。過去作以上に盛り上がりそうで、またも「名探偵津田」が伝説を作ることになるだろう。

しかし、過去3回の放送で期待値が異常なほど高まっているなか、迎える第4弾がその期待に応えるのは決して容易ではない。 それでも、『水曜日のダウンタウン』は常にバラエティ番組の常識を覆し続け、新しい笑いを視聴者に提示してきた番組だ。

いまやキラーコンテンツとなった「名探偵津田」の最新作で、今回もまたテレビの歴史を塗り替えるようなおもしろい映像を見せてくれそうだ。

<文/ゆるま小林>

【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆



配信元: 女子SPA!

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