●妻「恐怖を感じていた。不法行為と認められて安堵している」
妻は会見で「裁判所の相手方の不法行為が認められたことに安堵しています。たび重なる賃料増額の要求や、駐車場を強制的に使えなくするという連絡があり、恐怖を感じていたので、このような結果を得ていただけたことに感謝しております」と語った。
「初回の家賃増額については、たしかに物価上昇の背景もあり、応じられる範囲で飲みました。しかし、駐車場の件などは個人的に対応できる範囲にはなく、弁護士にお願いしようと夫婦間の話し合いで決めました」(妻)
交渉を通じて、夫婦はこの物件に住み続けることをやめた。「いやだったのでこちらから解約してしまった」(妻)というが、「それはある意味で、相手の思う壺かもしれない」ともいう。
大家側から届いたメールなどによると、同じマンションのほかの住人たちは、同じ賃料増額要求に合意したという。

