鏡のように育てられた双子の王子、学園で1人の少女と出会い…「この関係性最高」【漫画】

鏡のように育てられた双子の王子、学園で1人の少女と出会い…「この関係性最高」【漫画】

『うつろな鏡』より
『うつろな鏡』より / (C)乃原美隆/一迅社

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、雑誌『月刊コミックZERO-SUM』で連載中の漫画『祝福のチェスカ』(一迅社刊)より、番外編『うつろな鏡』を紹介する。作者の乃原美隆さんが、10月31日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、乃原美隆さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

■鏡として育てられた双子が出会う少女
『うつろな鏡』より
『うつろな鏡』より / (C)乃原美隆/一迅社


双子として生まれた兄・アシュベルと弟・ユンベル。2人は母親から「片割の様をみて自らの行動を顧みなさい」と言われながら育てられ、何もかもが同じだった。しかし成長するにつれアシュベルは完璧に、ユンベルは彼に追いつけなくなっていく。

そんな2人が学園に転入すると、アシュベルのもとには大量の恋文が届くようになる。代筆で書かれた恋文に呆れるアシュベルだったが、ユンベルの頭の中には全ての言語を理解している“代筆者”が思い浮かんでいた。その人物はユンベルが密かに想いを向ける少女・チェスカで…。

この双子の物語を読んだ人たちからは、「この関係性最高」「キャラが全員立ってる」「重いテーマを綺麗に描いてる」「最高の締め方だ」など、多くのコメントが寄せられている。

■「想像しながら読んで頂けたら幸いです」作者・乃原美隆さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー
『うつろな鏡』より
『うつろな鏡』より / (C)乃原美隆/一迅社


――本作では、一際明るく輝くチェスカの笑顔が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

ユンベルがチェスカに恋をするストーリーなので、ユンベル視点ではチェスカがすごくかわいくて魅力的な少女に見えるよう意識して描きました。なのでチェスカの笑顔が印象的と言って頂けて嬉しいです。注目してほしい点は、初恋と同時に描いている双子の兄に対するユンベルの複雑な心理です。同じ容姿でもあらゆる点が異なる兄弟が互いに何を考えて行動していたか、想像しながら読んで頂けたら幸いです。

――ストーリーやキャラクターデザインを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

登場人物達は皆作者である私とは違う国、文化、環境で育ち私とは違う独自の価値観を持っているため、作者個人の思想を代弁させないように気を付けています。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

『作画』といってしまうと質問内容からずれた回答になってしまうかもしれませんが、作中に複数言語が登場するため言語の差異を視覚的にわかりやすくする事を特に意識しています。言語によってフキダシの形状を変えたり、台詞の冒頭と末尾に固有の〚鍵括弧〛をつけてフォントを変えたり等、担当編集さんと相談しあいながら工夫しています。『うつろな鏡』では2言語しか登場しないため、複数言語が漫画で描かれている様子ってどんなだろう?と気になったら是非『祝福のチェスカ』第1話を読んでみてください。

――今後の展望や目標をお教えください。

本編の『祝福のチェスカ』は長編で構想しており、もう大枠プロットと最終話までの流れを決めている状況のため、最後までしっかり描き切る事が最大の目標です。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

『うつろな鏡』は『番外編』として収録していますが本編にも大きく関わる重要なストーリーです。ここで感じた疑問は本編を読み進めていく事で明らかになっていくので、ユンベルの初恋はどうなるのか、双子の兄弟の関係性がどうなっていくのか、少しでも興味をもって頂けたら是非本編もよろしくお願い致します。 

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