ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@nico0v0さんの愛犬・らむねちゃん。生後3カ月のときに飼い主さん宅に迎えられた、元保護犬だといいます。

引用元:写真提供/@nico0v0
「これまで2頭の犬と暮らした経験があり、次に犬を迎えるときは保護犬と考えていた」という飼い主さん。初めてらむねちゃんと会ったときのことについて伺うと、次のように教えてくれました。
飼い主さん:
「譲渡会で紹介していただき、らむねと出会いました。初めて飼った犬にどこか似た雰囲気を感じ、譲渡センターでつけられた名前が次女と同じだったこともあり(笑)、この出会いを繋げなかったら後悔すると思い、家族に相談してお迎えを決めました。
初めて会った長女に飛びついてなめてくれたときは、『このコで間違いなかった』と確信したことを覚えています」

引用元:写真提供/@nico0v0
飼い主さんによると、らむねちゃんは山中で生まれたとされる元野犬だそうです。
お迎えして間もない頃は「小さな音にもおおげさに驚き、眠りも浅く、家族の誰かが立ち上がれば警戒モードになっていた」といいます。

引用元:写真提供/@nico0v0
飼い主さん:
「当時の警戒心は今も少し残っていますが、それでも成長するにつれて、家の中では落ち着いて過ごせるようになりました。家族との距離もぐっと近づき、帰宅時に飛びついて喜んでくれるなど、心の変化を感じる場面が増えて、とてもうれしいです」

引用元:@nico0v0
そんならむねちゃんとの暮らしも1年が経過し、現在は「本当に野犬だったのかな?と思うほど、やわらかいしぐさを見せてくれるようになった」というらむねちゃん。
飼い主さん:
「とても優しくて空気を読む力が高く、こちらの気持ちに寄り添うような行動を見せることも多いです。娘たちとも姉妹のように仲よく過ごしてくれていて、らむねが家族の真ん中に自然と溶け込んでいることがうれしくてたまりません」
ふだんはのんびりと過ごすらむねちゃん

引用元:@nico0v0
飼い主さん:
「ふだんは窓辺で外を眺めてのんびり過ごし、家族が近づけば『なでて』とおなかを見せ、遊ぶときはおもちゃを投げると全力で取りに行く、そんな緩急のあるらむねとの日常が大好きです」

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最後に、こんな思いも聞かせてくれました。
飼い主さん:
「らむねには『この家に来てよかった』と感じてもらえるように、これからも大切に日々を過ごしていきたいです。らむねは夏の盛りに生まれ、わが家にやってきてくれました。あの厳しい暑さのなか、無事に生まれ生き延びてくれたことを思うと、胸がいっぱいになります。わが家に来てくれて本当にありがとう。心からそう思っています」
らむねちゃんは今、とても幸せに暮らしていることがわかりました。
写真提供・取材協力/@nico0v0さん/X(旧Twitter)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
