コンパクトな丸型ストーブのレビューが「見た目がオシャレ」「また欲しいの出ちゃった」とYouTubeで話題です。キャンプに最適な機能性が反響を呼び、動画は記事執筆時点で20万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、大人になってからのキャンプ歴が14年になるというFUKUさん(@FUKUcampgear)。YouTubeチャンネルではさまざまなメーカーの道具を紹介したり、キャンプで使う道具を自作したりしています。以前には、ダイソーの商品から保冷クーラーを作って話題になりました。
今回は、アウトドア&スポーツブランド「Soomloom(スームルーム)」の「丸型アイロンストーブRONDO」(1万2970円)という商品をレビューしていきます。アイロンストーブとは昔アイロンを温めるために使われていたストーブのことで、それを復刻したものが現在キャンプ用品として人気なのだそうです。
高さ約20センチとかなり小さなサイズで、燃料にはギー(バターオイル)、パラフィンオイル、アイロンストーブ専用オイルのいずれかが使えます。灯油が使えないのは要注意ですね。
専用ケースから取り出してみると、黒く塗装されたステンレス製のボディーはなかなか重厚感のある姿。FUKUさんも思わず「カッコいい」「渋いカラーリングですね」とうなります。
付属のじょうごでパラフィンオイルを入れてから、つまみを操作してウィック(燃焼する芯)を15分間燃料に浸して準備。そして、長さのあるライターを上から差し入れて芯に着火します。
ところが、ウィックはUの字になっているにもかかわらず、火が半分くらいしかついてくれません。ウィックに傾斜がついているのが原因と判断したFUKUさんはウィックを下げていったん消火。周囲のフレームを取り外し、ウィックの高くなっている部分をハサミでカットして水平になるようにします。
再び着火すると今度はUの字の形に炎が立ちました。芯をあまり出しすぎると煙が出るのでちょうどいいところに調整します。
フレームを戻してみるとなかなかすてきなビジュアルになりました。FUKUさんも「おお、これはロマンチックでいいじゃないか」と満足そうです。
ただし、ウィックの傾斜は火力を調整する目的かもしれないので、カットする場合は自己責任で行うことになります。
温度は横から手をかざすとほんのり温かい感じで、上からだとすごく熱いそうです。明かりとして使えますがオイルランタンよりも一酸化炭素が多く出ると思われるので、テントなどの中で使うときには一酸化炭素チェッカーを用意したほうがいいとのこと。
調理器具としての性能を検証するため、通常タイプのアイロンストーブと比較してみます。どちらも中火くらいにして200ミリリットルの水を入れた鍋を上部の五徳の上に置いてみたところ、7分20秒の時点で今回の丸型ストーブのほうが先に沸騰し始めました。ウィックの芯幅がこちらのほうが広く、その分だけ火力も強いようです。
通常のアイロンストーブは直線上のウィックですが、こちらはU字になっていて鍋底の中心に熱が集まるのもメリットです。目玉焼きを焼いてみるといい感じに仕上がりました。なお、これだけの火力でも下のテーブルは熱くならないそうです。
火が暴れてポンポンと音を立てる感じがあったのでそれを調整しておきます。原因はウィック端と、ウィックが出入りする隙間とのバランスの悪さにあると判断したFUKUさんはそこを手で調整。再度着火すると今度は火が暴れることなく、おだやかにゆらめく炎となりました。
なかなかいい製品のようですがクセがあるのは確かで、“家庭用の石油ストーブの小さい版”にはならないとのこと。FUKUさんのように、少々不具合が出ても調整してみようと思える人であれば楽しく使えそうです。
また、冬キャンプの暖房のメインや燃焼器具のメインにはならないので、その点を十分理解して使う必要があります。
キャンプを楽しくしてくれそうなアイテムに、コメント欄では「かわいいストーブですね」「ランタンとはまた違うロマン」「いいっすね! 買おうかなぁ」「なかなか面白い商品」「コレ気になってたからレビュー助かる」「なにこれ超欲しい」「火力の調整ができにくいところが気になるけどデザインはすてきですね」「インテリアとしてなら火が踊るのは見ていて楽しいかも」「燃焼の安定さえクリアできれば良さそうですね」「買っちゃう」とった声が寄せられています。
すでに基本的なキャンプ道具をそろえている人が、プラスアルファのアイテムとして使う分には良さそうですね。
FUKUさんは、キャンプ道具に関する情報をYouTubeチャンネル「FUKU」とそのサブチャンネル「FUKUパート2 キャンプギア開発への道」、X(@FUKU97810073)で発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「FUKU」

