シニア猫がなりやすい『甲状腺機能亢進症』5つの知識 原因や症状から早期発見するためのポイントまで

シニア猫がなりやすい『甲状腺機能亢進症』5つの知識 原因や症状から早期発見するためのポイントまで

早期発見のためのチェックポイントは?

聴診器をあてられている猫

甲状腺機能亢進症の初期症状は見逃されがちですが、いくつかの特徴的な症状があげられます。高齢の猫に以下のような症状が見られたら注意しましょう。

よく食べるのに痩せる 水を大量に飲む(多飲多尿) 落ち着きがない 大きな声で鳴く

また、甲状腺機能亢進症の早期発見には、甲状腺ホルモン値の検査が有効です。健康診断の際に検査をするのがおすすめです。

まとめ

鳴いている猫

猫の甲状腺機能亢進症は、高齢猫に多く「食欲があるのに痩せる」「急に活発になる」「水をよく飲む」など、一見「元気そう」に見えるサインで進行します。そのため、病気が見過ごされがちです。

放置すると心臓病や腎臓病などの深刻な合併症を引き起こし、命に関わる場合があるため、早期発見・早期治療が重要な病気のひとつです。

健康診断の際に甲状腺ホルモン値の検査をおこなうのはもちろん、日常生活で少しでも気になる症状が見られたら獣医師に相談するようにしましょう。

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