他の犬との同居が苦手な老犬のもとへ1匹の子犬がやってきて、案の定うまくいかない2匹……ですが、少しずつ時間をかけて絆を育んでいったエピソードに、多くの注目が集まっています。記事執筆時点で動画は320万回再生、さらに4200件を超えるコメントが寄せられるなど、反響を呼んでいます。
拒絶から始まった、老犬ペブルズと子犬フェイの出会い
保護犬として暮らすメスの老犬ペブルズは、もともと他の犬との同居が得意ではなく、これまでどんなに大人しい子犬であっても、相性が合いませんでした。そんなペブルズのもとに、新たに子犬フェイが加わり、飼い主は大変な日々になるだろうと覚悟していました。
予想通り、2匹の交流のスタートは厳しいものでした。
ペブルズは、相手がどんなにおとなしい子犬であっても、強いストレスを感じてしまうタイプでした。新しくやってきた元野良犬のフェイに対しても、最初は険しい反応を見せました。
飼い主がフェイを家に初めて迎えた日、ペブルズはフェイが近づこうとすると牙をむき出しにし、その存在すら受け入れようとしませんでした。
飼い主のTikTokアカウント(@hiitsmepebbles) に投稿された動画では、フェイがペブルズに寄り添おうとすると、ペブルズが冷たく、時には怒ったようにあしらう姿が映し出されています。
仲良くなることを決して諦めなかったフェイ
そんなペブルズの態度にもかかわらず、フェイは決して諦めませんでした。ぺブルズにそっと寄り添ったり、隣で静かに過ごしたりと、少しずつ距離を縮めようと懸命に努力します。
やがて、甘えん坊で抱きしめられることが大好きなフェイの穏やかな性格は、ゆっくりとペブルズの心をほぐしていきました。
ペブルズがフェイを隣で眠らせるようになるまで約2週間。一緒に遊ぶようになるまでには1カ月以上かかりましたが、数カ月後には、2匹はすっかり“親友”と呼べるほど仲良しに。

