3.健康・生活の変化
人間の髪の毛が日に当たると茶色っぽくなるのと同じように、猫の黒い毛なども、強い紫外線(日光)を浴び続けることで、色素が分解されて赤茶色っぽく変色することがあります。日当たりの良い場所でよく寝る猫に見られやすい現象です。
極端な栄養不足になったり、特定の病気になったりすると、必要な栄養素が毛に届かず、一時的に毛の色が薄くなったり、赤っぽく見えたりすることがあります。ただし、この場合は毛のツヤがなくなったり、抜け毛が増えたりといった他の症状も出ることがほとんどです。毛の色の変化の他に、体調で気になるところがあるときは動物病院に相談しましょう。
まとめ
猫の毛の色が変わるのは、ほとんどが年齢や温度など自然な変化が原因です。愛猫の毛の色の変化を観察して、一緒に過ごした年月を振り返ったり、季節の訪れを感じたりするのも、猫との暮らしの楽しみの一つになるかもしれませんね。

