保育園に通うコノハくん（年長）とクルミちゃん（年少）を育てるチエミさんとマサヒコさんは共働き夫婦。平日は仕事が終わると急いで保育園にお迎えに行き、家に帰ってからは一息つく間もなく夕食の準備、お風呂、寝かしつけとバタバタのチエミさん。仕事から帰ってきたマサヒコさん子ども達の仕上げ磨きをお願いするとあからさまに嫌な顔をされたチエミさんは、下手に出て必死にお願いしてやっと歯磨きをやってもらい、その間に急いでマサヒコさんの食事の準備を終えると子ども達を寝かしつけに行きました。
「お袋なら全部やってくれた」が口癖の夫
共働きなのに家事育児に協力的ではないマサヒコ。子ども達の仕上げ磨きをお願いしただけで不満を露わにするマサヒコの機嫌を取ってなんとか仕上げ磨きをやってもらい、１時間ほどで子ども達の寝かしつけを終えた私がリビングに戻ると、マサヒコがソファで寛いでいました。
ソファに寝ころびスマホを見たまま「寝た？」と聞いてきたマサヒコに「うん」と答えながらテーブルに目を遣ると、食べ終えた食器がそのままの状態。私は、またか・・と思いながら「ねぇ・・」とマサヒコに声をかけました。
「前から言ってるけど、自分で食べたものは自分で片付けてくれるとありがたいんだけど・・」とマサヒコの機嫌を損ねないように言葉を選びながら伝えると、マサヒコはスマホを見たまま「・・後からやろうと思ってたよ」と面倒くさそうにポツリ。
「ほんと？じゃ、お願い。私、疲れちゃって。もう寝るね・・」マサヒコに後片付けを任せて先に寝ようとすると、マサヒコは大きなため息をつきながら「あーぁっ。お袋なら全部やってくれたのに・・」と私に聞こえるように嫌味。
「だったらお義母さんにやってもらえばいいのに・・」そう思ったけれど、ここで何か言い返しても喧嘩になるだけ。疲れていた私は、マサヒコの嫌味にモヤモヤしながらも何も言わずに寝室へ行きました。
次の日の朝。起きてダイニングに行くと、テーブルの上には昨夜の食器がそのまま置いてありました。うそでしょ？！そのまま？！「後でやる」と言っていたのに！！自分がやると言ったこともやらないなんて・・マサヒコの責任感の無さに呆れてしまいます。
やると言ったことすらやらないとは腹立たしいですね。実家ではお母さんが何でもやってくれていたのかもしれませんが、今はもう自分が親の立場なのですから、マサヒコさんにはもうそろそろ考えを改めてもらいたいですよね。
ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：さいとうにこ
3児のママ。子育て、日常記録を描いています！
