血液検査項目の一つ「アルブミンが低い」とどんな病気が考えられる?医師が解説!

血液検査項目の一つ「アルブミンが低い」とどんな病気が考えられる?医師が解説!

「アルブミンが低いとき」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「アルブミンの低さ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

アルブミンを増やすにはどんな食事をすれば良いですか?

伊藤 陽子(医師)

アルブミンはたんぱく質を元に体内で合成されます。食事からのたんぱく質摂取が不足した状態が続くと、アルブミンが低くなる原因となります。
アルブミンを増やすには、肉類・魚介類・卵・大豆製品など、たんぱく質を多く含む食品を毎食摂取しましょう。特に肉類は体内での利用効率がよいため、積極的に摂取することをおすすめします。しかし、ネフローゼ症候群や肝臓病の病期によっては蛋白摂取の制限を行うこともあります。まずは原因を調べるために内科を受診しましょう。

アルブミンの異常値はいくつからですか?

伊藤 陽子(医師)

アルブミンの基準値は4.1~5.1g/dLです。3.5g/dL以下は低栄養や肝硬変、3.0g/dL以下ではネフローゼ症候群が疑われます。脱水症の場合は高い値になります。

アルブミンが低いと余命にも影響しますか?

伊藤 陽子(医師)

低栄養では、アルブミン・BMI・ヘモグロビン・総コレステロールの数値が低いと生存率が低くなります。肝硬変ではアルブミンが3.5g/dL以下で生存率が低下するという報告があります。個々の病態や状態により異なりますが、アルブミン値が低いことは余命に影響するといえます。

まとめアルブミンが低い場合、大きな病気が潜んでいる可能性も。内科を受診しよう。

アルブミンが低い原因に、低栄養や肝硬変やネフローゼ症候群などの病気があります。むくみや腹水など、症状が現れたときにはすでに病気が進行していることが少なくないため、健康診断などでアルブミンの低値を指摘されたら、症状がなくとも早めに内科を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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