
日本航空(JAL)の国際線ではいつもと違う機内食をリクエストできることをしっていますか?特別機内食のリクエスト方法、実際に筆者が注文した特別機内食がどうだったかご紹介します。いつもと一味違った空の旅を楽しみませんか?
機内特別食って?
アレルギーや宗教上の理由で食事に制限があり、一般的な機内食を食べられないお客様は楽しみが半減してしまう?そんなことがないように、事前リクエストすることで誰でも空の旅を楽しんでいただけるよう、機内特別食を導入している航空会社が多く運行されています。
JALではアレルギー対応食、宗教にかかわるご要望のあるお客さまのお食事、お子さま向けのお食事のほか、ベジタリアンミール、健康に気を配られているお客さまのお食事なども多種多様な機内食が用意されており、無料で変更可能です。

何かを証明したりする必要もありませんので、特定の宗教や食事の制限がなくとも誰でも選択可能です。機内食は肉ばかりで嫌だなぁ、今の体調には重すぎるなど機内食でお悩みがある方は、フルーツや消化の良い食事、低脂肪など様々な選択肢から選べます。
【無料で変更可能なJALの機内特別食】 ※2025年11月現在●アレルギー対応食
●宗教にかかわるご要望のあるお客さまのお食事
ヒンズー教対応食(ベジタリアン、NO BEEF/NO PORK)/ジャイナ教対応食/イスラム教対応食/ユダヤ教対応食
●お子さま向けのお食事
●ベジタリアンミール
ヴィーガン/ベジタリアン(卵・乳製品を含む、生野菜を中心、オリエンタル風味)
●健康に気を配られているお客さまのお食事
消化のよいお食事/低塩分/低糖質/低カロリー/低グルテン/低脂肪/シーフード/フルーツ/低乳糖
*こちらから特別食それぞれのメニュー例が写真付きで見られます。
またJALでは日本発国際線のプレミアムエコノミークラス・エコノミークラスに限り、有料機内食メニュー(和食・洋食)へのグレードアップの選択も可能です。2025年11月現在では、3,000円追加で鰻を食べられる機内食に変更可能です。エコノミークラスでもワンランク上の楽しみにすることも可能です。有料機内食についてはこちらをご覧ください。
機内特別食をリクエストしよう!

注文をする前に以下の条件と注意点を確認してください。注文できる期間が決まっていますし、条件によっては特別機内食を選択しないほうがいい、他のメリットを優先したほうがいい方もいるようです。ご自身の好みに合わせて事前注文するかどうかを選択してみてください。
【JAL機内特別食への変更を行う際の条件・注意点】・出発の25時間前までJAL Webサイトから申し込みが必要
*アレルギー対応食・ユダヤ教ミールは49時間前まで
・他社が運航するコードシェア便では、機内特別食を提供していない場合がある
・フライトの変更時には機内特別食も再度変更が必要
・座席アップグレード等の対象から除外される
・予約数に限りがある
リクエスト方法
チャットや申し込みフォームからもできるようですが、最も一般的なウェブサイトやケータイアプリからの申し込み方法をご紹介します。今回は筆者が実際に注文したシーフードのお食事を例にします。
①予約したフライトの予約詳細画面に表示される「サービス申し込み(座席・機内食)」ボタンを押す。



②「機内特別食リクエスト」の項目から大まかなくくりを選ぶ。シーフードのお食事は「健康に気を配られているお客さまのお食事」にカテゴリされていますので、まずはこれを選択する。
③プルダウンから「シーフードのお食事」を選択する。「お食事の詳細」のボタンを押すと、メニュー例写真などととも食事の詳細を見ることもできます。
④「次へ進む」をクリックし、予約詳細画面の「お食事のリクエスト」欄で選択した機内食をご確認する。事前申し込みの締め切りまで何度でも変更可能ですので、間違えた方は同じ方法で変更してください。
⑤当日、機内で客室乗務員から離陸前に確認があります。どの客室乗務員でも対応できるように座席にシールが張られます。
いい点ばかりではない?デメリットもしっかりチェック
メリットも多いですが機内特別食をリクエストするデメリットもあります。もしかしたら、あなたにとっては嫌な部分かもしれませんので、リクエストする前にデメリットも考えておいたほうがいいでしょう。
【機内特別食をリクエストする注意点・デメリット】・配膳のタイミングが他の方より早い
・ドリンクは他の方の配膳のタイミングで来る
・デザートや間食も別なので他とタイミングが異なる場合がある
ドリンクやデザートはうっかり忘れられたり、かなり後から来る可能性もあります。これは機内特別食に限った話ではありませんが、客室乗務員へ伝えればあとからいただくことは可能です。ただやり取りが増えたり、なかなか順番が来なくて早めの睡眠準備体制に入れない、などはあるかもしれません。国際線に慣れていないから話しかけるは緊張するなど、個人個人によって少なからずストレスはあるかもしれませんので、知っておいたほうがいいでしょう。
