3.飼い主さんとのスキンシップがうれしい!
飼い主さんとのスキンシップも、愛猫をご機嫌にする習慣です。
たとえば、やさしく撫でると、愛猫の脳内でオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌され、多幸感に包まれます。目を細め、うっとりした表情が何よりもその証拠です。
逆に、飼い主さんの忙しさのあまり、スキンシップの時間がなく、放ったらかしにされると、愛猫は愛情不足を感じ、精神的に落ち込んでしまいます。
スキンシップの鉄則は、指の腹を使って、毛並みに沿って撫でることです。お好みの場所は猫によって異なりますが、背中をはじめ、アゴまわり、耳の後ろ側が一般的。お腹やしっぽのつけ根は急所となるため、苦手な子も多く、避けたほうが無難です。
しっぽをパタパタと激しく振ったり、ソワソワし始めたら、愛猫の「もう十分だけど…」というサインととらえてください。それ以上続けると、逃亡したり、噛みついたり、爪を立てたりします(愛撫誘発性攻撃行動)。
愛猫とのスキンシップは、飼い主さんにとってもメリットです。外でイヤなことがあっても、おうちで愛猫を撫でさえすれば、「幸せだなぁ…」と思えてきます。
そのとき飼い主さんの脳内では、愛情ホルモンがとめどもなくあふれているはずです。
まとめ
猫はうれしくなったり、ワクワクしたり、安心できるものが大好きです。
今回は、猫のテンションを上げる方法として、「おもちゃ遊び」、「段ボール箱」、「スキンシップ」の3つを紹介しました。
猫に本来備わっている、狩猟欲、籠もり欲、撫でられ欲を適度に刺激すれば、愛猫も元気でイキイキと活動できます。
そんな姿を見れば、飼い主さんも幸せな気持ちに包まれます。本文の内容をヒントに、これからも充実した愛猫ライフを送ってください。

