鍵トラブル解決の費用、7割以上が3万円未満

実際に鍵トラブルの解決にかかった費用については、「1万円〜3万円未満」(41.0%)が最も多く、次いで「1万円未満」(32.5%)となりました。
この2つを合わせると、実に73.5%のケースが3万円未満の費用で解決していることがわかります。
その一方で、「3万円〜5万円未満」(13.5%)というケースも1割以上存在し、さらに「5万円〜10万円未満」(6.5%)、「10万円〜20万円未満」(1.0%)、「20万円以上」(0.5%)を合わせると、全体の8.0%が5万円以上の高額な費用を支払っている実態も見えてきました。
6人に1人が料金トラブルを経験、最大で「5万〜10万円」の差

残念ながら、緊急性につけこんで相場よりも高額な費用を請求する、いわゆる「レスキュー商法」が後を絶たない状況です。
今回の調査でも料金に関するトラブルが多数発生しており、「事前に聞いていた料金と最終的な請求金額に大きな差はありましたか?」という質問に対し、約6人に1人が「差があった」(16.5%)と回答しました。
なかには、「事前に料金の説明を受けなかった」という回答も複数見受けられました。

さらに、差があったと回答した33名にその差額を尋ねたところ、「1万円未満」(42.4%)と「1万円〜3万円未満」(36.4%)で7割以上を占めました。
一方、「3万円〜5万円未満」(15.2%)、「5万円〜10万円未満」(6%)という高額な差額を請求されたケースも見られました。
緊急時に「早く解決したい」という消費者の心理につけ込み、安価な広告で問い合わせを促して現場で高額な追加料金を上乗せする、いわゆる「レスキュー商法」の典型的な手口が存在する可能性を強く示唆しています。
