普段ケージの中で過ごしているペットを、部屋の中で散歩させることを、ネット上などで『部屋んぽ』と呼ぶ場合があります。
飼い主と触れ合ったり、『外の世界』を探索したりするのが大好きな動物にとって『部屋んぽ』は、至福の時間でしょう。
終わった後は、ケージに戻りたがらない子もいるようです。
@luv_sufureさんは、ある日、一緒に暮らしているキンクマハムスターのすふれちゃんを『部屋んぽ』させていました。
ある程度自由にさせた後、ケージの中に戻そうとすると…。飼い主さんのコメントとともに、こちらをご覧ください！
「『部屋んぽ』後、逆に私をケージで散歩させようとしている」
飼い主さんの服の袖口をくわえ、グイッと引っ張る、すふれちゃん。
なんと、すふれちゃんは、飼い主さんを自分のケージの中で『部屋んぽ』させようとしていたのです…！
これには飼い主さんも「入れないよー」と、困った顔の絵文字とともにコメント。
あまりにも愛おしいおねだりに、「入れるものなら入りたい」と思っていたようです。
すふれちゃんの思わぬ行動には、多くの人が心を打たれた模様。Xでは3万件以上の『いいね』と多数のコメントが寄せられました。
・「まぁまぁ、遠慮しないで入りなさい」と言っているの？
・かわいすぎる…！飼い主さんを連れて帰りたいんだね。
・ハムスターって『大事なもの』を巣に持ち帰ろうとするんだって。つまり…。
飼い主さんを大事に思うからこその行動、なのかもしれません！
すふれちゃんの『部屋んぽ』 普段の様子についてインタビュー
飼い主さんをケージに入れようと奮闘した、すふれちゃん。
grapeは飼い主さんに取材し、普段の様子についてもうかがいました。
――すふれちゃんは、ケージの中と外、どちらのほうが好きですか。
外のほうが好きだと思います！冒険が大好きなので、常に外に出たがっています。
――すふれちゃんは、部屋んぽ中、どのように過ごしていますか。
すごく足が早くて、いつも大変です！
食べることが大好きなので、部屋にあるイチゴ柄のポーチを本物のイチゴだと思ってかじっていることもあります。食べ物の柄を見つけるとよくかじったり、においを嗅いだりしています。
脱走をされると本当に大変で、夜中に寝ている母親の顔によじ登り、そこでやっと見つかることもあります…。
――飼い主さんをケージの中に引っ張りこもうとするのは、いつものことなのでしょうか。
ケージに引っ張られたのは初めてです！
『部屋んぽ』が物足りないとケージを噛むことはあるのですが、この日はいつもより長く出していたため「もっと遊べる！」と思ったのかもしれません。
それでも最終的にはケージに入れられたので、私をケージ内に入れてもっと遊ぼうとしたのかなと思います。お気に入りの服の袖が穴だらけになりました…。
天真らんまんで、好奇心おうせいな、すふれちゃん。
こんなに無邪気にかわいく求められたら、なんでも願いを叶えてあげたくなってしまいますね…！
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材／grape編集部]
出典 @luv_sufure