境界線が見えない不安と、ルールの必要性
しかし、トイレや更衣室といった公共の場において、第三者がその「内面」や「目的」を瞬時に見分けることは不可能でしょう。
SNS上でも、その“線引き”の難しさが激しく議論されています。
「トランスジェンダーの権利は守られるべきだが、趣味の女装と一緒にされては困る」
「『心は女』と自称すれば、悪意ある男性も入れてしまうのではないか」
多くの女性にとって、トイレは「安全が保障されたプライベート空間」です。トランスジェンダー女性としての尊厳を守ることとの両立――。
女子大の「受け入れ」ニュースを受け、多くの人が抱いた「なぜ共学ではだめなのか」という疑問が物語っているように、「見た目」や「自己申告」だけに頼らない、誰もが納得できる明確なルール作りが、今まさに求められているのではないでしょうか。
(LASISA編集部)

