
2024年2月、pixivに初投稿された「異能バトルはゾンビパニックのなかで」が反響を呼んでいる。物語は、死体が蘇る「ゾンビウイルス」と「異能ウイルス」が同時に発生したところからスタート。学校中の生徒がゾンビ化したなかで、「異能ウイルス」に感染した青年がゾンビと戦っていた―― 白零さんの「異能バトルはゾンビパニックのなかで」を紹介するとともに、今後の構想について話を聞いた。
■絶望のゾンビパニックで繰り広げられる、異能が切り拓くバトル



本作「異能バトルはゾンビパニックのなかで」を描いたきっかけについて、作者の白零さんは「ラストシーンを夢で見たことが発端」と語る。自分の夢ながら「これはおもしろいかも」と感じ、そこに至る物語を構築して温めてきたという。未熟だと感じている部分が多いと語りつつも、「大作だと言っていただきありがとうございます」と感謝を伝えてくれた。
また、本作を特徴付ける「異能×ゾンビ」という組み合わせについても、発端は同じく夢のイメージにあるという。白零さんは、「ゾンビパニックのなか、主人公が異能を使って難局を乗り越えていく作品は、自分はあまり見たことがなかったので『おもしろいかも』と思い、話の展開を考えていきました」と語る。さらに、「絶望的なピンチをアイデアで切り抜けていく作品が好き」とも話し、「そこにカタルシスを感じる」という言葉どおり、登場人物が追い詰められた状況から知恵と行動で道を切り拓く展開にこだわっている。
最後に、今後の展望について白零さんは「人気にしたいです!」と意欲を語り、「おもしろい作品をお届けできるようがんばります」と読者へメッセージを送ってくれた。
本作の魅力は、絶望から知恵と異能で反撃していくカタルシスに満ちたストーリーにある。ぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:白零
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