猫にとって『アボカド』が危険な理由3つ 起こりうるトラブルから誤飲したときの対処法まで

猫にとって『アボカド』が危険な理由3つ 起こりうるトラブルから誤飲したときの対処法まで

︎アボカドを食べてしまったら

猫と動物病院

猫がアボカドの実や種、葉などを誤食してしまったと分かった場合には、症状がなくても、時間を待たずに動物病院を受診しましょう。

食べてしまってから30分以内であれば、まだ胃の中にアボカドがある可能性が高いため、吐かせる処置を行うことが一般的です。

30分を経過してしまっていても、体内の中毒成分を少しでも早く薄める事が重要です。なるべく早く動物病院を受診して、点滴や毒素の吸着物質の投与などの処置を受けましょう。

動物病院を受診する際、食べてしまったアボカドの品種と量、食べてしまった時間が分かれば、獣医師に伝えるようにしましょう。

︎猫がアボカドを食べないためには

観葉植物

アボカドは脂質の多い食材です。

猫は肉食動物のため、脂質の匂いを好む傾向があります。また、アボカドのクリーミーでねっとりとした食感は猫が好きな食感でもあります。

そのため、猫にとってアボカドは美味しいと感じる事が多く、それが誤食の多い一因でもあります。

中には、アボカドが中毒になると知らずに猫が好きだからという理由で与えてしまっている飼い主さんもいるため、アボカドは与えてはいけないと覚えておきましょう。

ペルシンは加熱した場合でも分解されないため、加熱して与えるのもNGです。

また、誤って食事中に落とした場合や、キッチンに置いておいたアボカドも猫には食べられやすいです。

猫のそばでアボカドは食べないようにしましょう。

アボカドのむいた皮などをゴミ箱に捨てておくとそれを誤食するケースもあります。ゴミ箱は蓋付きのものを使用するなど、猫に漁られないように工夫しましょう。

観葉植物としてアボカドを育てている場合にも注意が必要です。葉には実よりもかなり多くのペルシンが含まれています。

観葉植物は猫にとって毒のあるものが他にも多いため、猫の届かない場所に置くか、猫にとって毒ではない事を確かめてから購入して置くようにしましょう。

さらに、最近では人間用のアボカドオイルを使用した美容液やハンドクリームなどの商品が多くあります。この様なものも猫の手の届く場所には置かないように注意しましょう。

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