「ビタミンAを過剰摂取すると現れる症状」はご存知ですか?管理栄養士が解説!

「ビタミンAを過剰摂取すると現れる症状」はご存知ですか?管理栄養士が解説!

ビタミンAを過剰摂取すると現れる症状

ビタミンAを過剰摂取すると現れる症状

頭痛、吐き気、嘔吐

サプリメントや薬、動物の肝臓などを大量に摂取した場合に、ビタミンAの過剰摂取による健康障害が報告されています。そのひとつに、脳が圧迫されることによる頭痛、吐き気、嘔吐などがあります。サプリメントや薬の服用を中止し、ただちに主治医や薬剤師へ相談しましょう。なお、プロビタミンA(カロテノイド)からビタミンA(レチノイド)への変換は厳密に調整されているので、β-カロテンなどのプロビタミンAの過剰摂取による健康障害は骨折や胎児奇形を含めて知られていません。

骨折

ビタミンAの過剰摂取は骨密度を低下させるという研究結果が報告されています。放置すると骨粗鬆症により骨折のリスクが高まります。サプリメントや薬の服用を中止し、ただちに整形外科を受診し、主治医や薬剤師へ相談しましょう。

胎児奇形

妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針に、「ビタミンAは過剰摂取により先天奇形が増加することが報告されているため、妊娠を計画する人や妊娠3か月以内の人は大量の摂取を避けましょう。」と書かれています。

ビタミンAの効率的な摂取方法

ビタミンAの効率的な摂取方法

ビタミンAと一緒に摂取すると効果を高める栄養素・食品

ビタミンAは脂溶性なので、脂質と合わせることで吸収率が上がります。また、ビタミンEは脂質の酸化を防ぐことで脂溶性ビタミンであるビタミンA(特にβ-カロテン)の安定性を高めます。ビタミンAを含む食品は、脂肪分の多い肉や魚などと一緒に油で炒めたり、サラダの場合はビタミンEと脂質が豊富に含まれるオリーブオイルとナッツで和えるのがおすすめです。ただし、エネルギーの過剰にならないよう摂り過ぎには注意しましょう。

ビタミンAと一緒に摂取すると効果を下げる栄養素・食品

一緒に摂取すると効果を下げる栄養素・食品の情報はありません。ビタミンAはたんぱく質と結合して全身に運ばれるため、たんぱく質不足では摂取したビタミンAを十分に活用できず、その効果を下げてしまいます。また、ビタミンAと一緒に摂ることで他の薬の効果を減弱または増強してしまうことがあります。

ビタミンAの効果を高める摂取タイミング

ビタミンAの効果を高めるには、日常の食事にビタミンAを意識的に取り入れ、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。サプリメントや薬の場合は、食事中や食後すぐに服用することで脂溶性のビタミンは吸収率が高まります。

配信元: Medical DOC

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