小松菜の健康効果

骨粗鬆症の予防効果
小松菜生100g中には170mgのカルシウムが含まれています。牛乳は100g中110mgのカルシウムが含まれています。比べてみても小松菜のカルシウムは多く含まれていることが分かります。日本人はカルシウムの摂取量が不足していますので、意識して摂取するようにしてみてください。同時にビタミンDを摂取するとカルシウムの吸収率をあげることができます。
貧血の予防効果
小松菜生100g中に鉄は2.8mg含まれています。赤血球の材料となる鉄を摂取することができます。鉄はビタミンCや、たんぱく質の多い食品と一緒に摂取すると鉄の吸収率をあげることができます。
高血圧症の予防効果
小松菜生100g中にカリウムは500mg含まれています。日本人はナトリウムの摂取量が多いことも原因となり高血圧症も多くなっています。ナトリウムの尿中排泄を促すカリウムの摂取が重要と言われています。
動脈硬化の予防効果
小松菜生100gにビタミンCは39mg含まれています。ビタミンCの抗酸化作用により有害な活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐことから、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、がんなど酸化ストレスに由来する疾患の予防効果が期待されています。
お肌の美容効果
小松菜生100gにビタミンCは39mg含まれています。細胞の組織にあるコラーゲンの合成に不可欠なビタミンで、コラーゲンには肌に張りをもたせる働きがありますので、お肌を健康に保つ効果が期待されます。
小松菜を過剰摂取すると現れる症状

下痢、吐き気、腹痛
小松菜には食物繊維、特に不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は水に溶けずに腸内でかさを増し、便通を整える働きがありますが、一度に大量に摂りすぎると、消化が追いつかずにお腹が張る・腹痛・下痢などの不快症状が出ることがあります。これらは小松菜に限ったものではなく、食物繊維の多い食品を急にたくさん食べた場合に起こりやすい一般的な症状です。日常的な量であれば問題なく、適量を継続的に摂取することで腸内環境の改善にも役立ちます。
しびれ、心電図異常
小松菜にはカリウムが多く含まれますが、健康な腎機能を持つ人が食品からのカリウムだけで高カリウム血症になることはほとんどありません。腎臓が正常に働いていれば、余分なカリウムは尿として排泄されるためです。
ただし、腎機能が低下している場合、カリウムを含むサプリメントを大量に摂取している場合などでは、カリウムが体内に蓄積し、高カリウム血症を引き起こすことがあります。高カリウム血症になると、筋肉の働きがうまく調節できなくなり、手足のしびれや心電図異常などの症状が現れることがあります。
便秘、胃部不快感
小松菜に含まれる鉄は「非ヘム鉄」と呼ばれ、体内への吸収率が低く、食品だけで過剰摂取になることはほとんどありません。そのため、小松菜を食べすぎたことが直接の原因で、鉄の過剰症が起こる可能性は極めて低いとされています。ただし、鉄サプリメントの大量摂取や、鉄の吸収制御に関わる遺伝子異常(ヘモクロマトーシスなど)がある場合には、便秘や胃部不快感といった症状があらわれることがあります。小松菜自体は鉄過剰の原因になりにくいため、安心して日常的に取り入れられる食品です。

