犬に絶対NGな冬の食べ物

ネギの入った鍋料理
冬の食卓の定番といえば鍋料理。そして鍋料理に欠かせないと言っても過言ではないのがネギです。ネギ類が犬にとって絶対NGな食材であることは、もはや犬を飼っていない人でも知っている事実ですが、注意したいのはネギが入っている鍋全体がNGということです。
ネギを煮込んだ鍋の出汁にはネギの成分が染み出しています。またその出汁を吸い込んだ他の具材にもネギの成分が染み込んでいるのです。「ニンジンなら犬も食べられるから」「肉なら問題ないだろう」とむやみにおすそ分けするのはとても危険です。
クリスマスチキンの骨
クリスマスにチキンを食べる文化は日本にすっかり定着しています。チキンは犬も大好きな食材ですが、スパイスや塩胡椒で人間用に味付けされたチキンは犬にはもちろんNG。そして「味がついた部分である肉を食べ終わった後の骨なら与えてもいいだろう」というのも注意が必要です。
かつてチキンの骨は消化不良や細菌感染の恐れがあるため、絶対に与えてはいけない食材と考えられていました。近年ではチキンの骨を犬の胃が消化できること、加熱調理で感染リスクも削減されることがわかってきましたが、それでもチキンの骨にはリスクがあります。
割れやすいことで体内を傷つけるリスクです。おやつとして市販されているものではない骨を自己判断で与えることは避けるに越したことはありません。
エビ・カニ等の甲殻類
エビ・カニ漁は冬に最盛期を迎えます。また新しい年を祝うおめでたい食材としても目に触れる機会が多くなりますよね。「お祝い料理や高級食材だから愛犬にも食べさせてあげたい」と思うのが親心ですが、犬に甲殻類はNGです。
特にお刺身など生の状態の甲殻類にはビタミンB1を分解するチアミナーゼという酵素が含まれており、犬が口にすることでビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。加熱したものではそのリスクは減りますが、甲殻類アレルギーを起こすリスクや消化不良の原因となるリスクは消えません。
お餅
お餅も日本の冬には欠かすことのできない食べ物です。もちろんお餅の成分自体には何の問題もないのですが、犬にお餅を与えることは避けるべき。お正月になるとお餅を喉に詰まらせて救急搬送される事故が後を絶ちませんが、犬にも同じリスクがある、むしろ「よく噛んで食べる」ことが苦手な犬にとってはそのリスクはより深刻です。
お餅を丸呑みしてしまった場合、窒息してしまう恐れがあります。またお餅の口に貼り付く感触を嫌がってパニックになってしまう子もいます。お餅は基本的に与えないようにしましょう。
食後の危険な症状

嘔吐・下痢
犬が誤食をしてしまったときに現れる典型的な症状が嘔吐・下痢です。これは異物を体外に排出しようとする反応によるものですが、特に吐瀉物や排泄物に血が混じっているなど通常とは異なる色をしている場合には危険度が高くなります。
元気がない
嘔吐・下痢の症状があり、それに加えて元気がない、意識が朦朧としている、痙攣を起こしているなどの症状が見られる場合にはすぐに動物病院を受診しましょう。

