捨てられた鶏小屋にいた“生き地獄のヒナ”→おうちに迎えたら…… 目にした光景に「感動で涙が」「大事にしてあげて」

捨てられた鶏小屋にいた“生き地獄のヒナ”→おうちに迎えたら…… 目にした光景に「感動で涙が」「大事にしてあげて」

 飼育放棄された“鶏のヒナ”を保護する動画がYouTubeで公開されました。「泣ける」「貴方がいてくれて本当に良かったです」などの反響が寄せられ、動画は記事執筆時点で42万再生を突破し、1万3000件を超える高評価を獲得しています。

 投稿者は、YouTubeチャンネル「じゃぱちき【Japanese Chicken】」(@japachickeeee)さん。捨てられた鶏小屋を知人づてに譲り受け、飼育放棄された鶏たちを保護する過程を発信しています。

 じゃぱちきさんが譲り受けたのは、糞尿のひどい悪臭が漂う鶏小屋。掃除は全くされておらず、放置された水やエサは腐り、当然ながら鶏たちは不健康な状態でした。あまりの惨状に、「飼育してるって言っていいレベルじゃない」「生き地獄だよこんなの」と心を痛めつつ、小屋の掃除、水とエサの交換を行いました。

 当初は警戒していた鶏たちも、時間を置くと新しい水を飲み、エサも食べてくれるようになりました。しかし、別の小屋にいた“烏骨鶏の親子”だけは新しい水とエサに手を付けず、地面を掘り起こしてうじ虫を食べ続けていたのです。

 じゃぱちきさんは、「今までエサは地面に直置きされ、水は何年も放置されて変えられてないまま。そんな環境で育ったせいで『水は飲むものじゃない』『地面に落ちているものだけがエサだ』、そんな異常な行動が当たり前になった」と原因を推測。「ほんの数日で命を落とすことがある」と危機感を持ち、生後数週間のヒナを保護することにしました。

 烏骨鶏にストレスを与えないように、保護は鶏が動かなくなる夜に実行。それまでに親鳥たちを飼育する仮住まいの環境を整え、ヒナを保護するための“新しいお家”を作っていきます。

 ヒナのお家は、ホームセンターで購入した衣装ケースをベースに手作り。ヒナの飼育には清潔な環境と温度管理が重要だそうで、衣装ケースは掃除のしやすさ、保温性の高さ、視認性などの点で最適だといいます。

 はんだごてでケースの蓋に空気穴を開け、中にはペットシーツ、ペーパーマットを敷き、温度管理に必要な保温電球と温度計を設置。浅めのタッパーを水&エサ皿として使い、栄養たっぷりのヒヨコのエサも準備しておきます。

 夜になり、烏骨鶏にかぶせるタオル、ケガ防止の革手袋、ヒナを入れるケースを準備して保護を開始。まずは親鳥が暴れないように顔にタオルを掛け、優しく持って仮住まいに移していきます。

 ヒナも優しく手で持ち、ケースに入れて新しいお家に移動。ヒナは体温調整ができないため冷たい水をあげるのはNGで、まずは“ぬるま湯”を与えて様子を見てみます。

 ヒナはすぐにぬるま湯を飲んでくれ、じゃぱちきさんは「飲んだ! マジ良かったぁ~」と安堵の声を漏らします。同時にエサをあげてしまうと、消化不良で体調を崩す可能性があるため、この日はぬるま湯だけで夜を越してもらうことにしました。

 ヒナは朝を迎えても元気そうで、問題ないと判断してエサをあげてみることに。お腹が空いていたのか、勢いよくエサを食べてくれました。これでひと安心……。

 一方で仮住まいに移動させた親鳥たちは水とエサに手を付けない日々が続き、じゃぱちきさんは「なんでなんだろうな……」「結構厳しいな」と厳しい現実に直面。それでも諦めずに試行錯誤を続け、器を地面の高さに近い浅型に変えてみたところ、ようやく食べてくれました。本当に良かった……!

 動画には「感動で涙が出てきました」「姿形は違っても、人間と同じ命ですから。大事にしてあげてください」「烏骨鶏ちゃんたちがこれから幸せに過ごせますように」「尊い命を助けていただき、ありがとうございます」「保護してもらって本当に良かった」「この人は心の底から優しいんだろうな」など大きな反響が寄せられています。じゃぱちきさんは今後も鶏たちの保護についてYouTubeチャンネル「じゃぱちき【Japanese Chicken】」やInstagramアカウント(@japachicke)で発信していくそうです。

動画提供:YouTubeチャンネル「じゃぱちき【Japanese Chicken】」

配信元: ねとらぼ

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