マッチングアプリで出会った彼は、プロフィール写真もおしゃれで、メッセージのやりとりも丁寧。実際に会ってみると、見た目はそこそこだけど、会話はテンポよく、笑いのツボも合う。不思議な安心感がありました。「この人なら安心して交際できそう」と思わせる空気をまとっていたのですが……。
毎日の連絡とストレートな好意
その後、彼と交際をスタートさせた私。付き合い始めてからも彼の印象は変わらず、朝は「おはよう」、夜は「今日も1日お疲れ様」と毎日連絡をくれ、とても丁寧でした。
時に「今までで一番落ち着く」「お前みたいな子、初めて」と、まっすぐで温かい言葉を惜しみなく伝えてくれ、そんなメッセージを受け取るたびに、心の奥にぽっと灯りがともるように自己肯定感が高まりました。「私ってこんなにも大切にされているんだ」と実感する瞬間だったのです。気づけば、彼の存在が日々の中でかけがえのない支えとなり、私はすっかり彼に夢中になっていました。
混ざり始めた元カノ話
付き合い始めて1カ月を過ぎたころから、彼の会話に少しずつ、彼の元カノの悪口が混ざるように。
「昔の彼女、すぐ泣くタイプでさ、疲れたんだよね」「元カノのひとりは束縛すごくて、夜中に30件くらい着信がきてた」――。その口ぶりは、まるで自分は被害者で、元カノたちが“問題のある人”だったかのように……。
最初は軽く流していましたが、会うたびに出てくるのは「浮気する元カノ」「ヒステリックな元カノ」「マウントばかり取る元カノ」……。まるで彼の過去には、ろくでもない女性しか存在しないかのようなラインナップでした。
一方で私は、「でも君は違う」「君は安心できる」と持ち上げられ、完全に「選ばれし特別な女ポジション」に浮かれていました。

