
■国内最大級のイルミネーションイベントが開催される横浜の展望ラウンジとは?
12月の横浜といえば、国内最大級のイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」が開催されており、横浜の街全体が光と音楽にあふれている。「そんな横浜に、無料でイルミネーションが望める屋内の施設なんてあるの?」と疑念を抱くかもしれないが、あるのだからすごい!その展望ラウンジとは、2020年に移転した横浜市役所の3階にある市民ラウンジである。夜景といえば、高い場所から見下ろすものを想像する人も多いだろう。確かにこの市民ラウンジは低層階にある。しかし低層階にもかかわらず、ランドマークタワーを中心とした高層ビル群を一望でき、その大パノラマは圧巻である。「夜景が楽しめる夜の時間帯の市民ラウンジは本当におすすめですよ」と紹介してくれたのは、横浜市総務局管理課の市民ラウンジ担当者である。担当者に詳しく話を聞いてみた。

――横浜の夜景が望めるなんて、すごく魅力的ですね。主にどんな景色が眺められますか?
大きな窓越しに大岡川の川の流れや横浜ランドマークタワーや日本丸メモリアルパークなどの景色をご覧いただけます。


――きっと長居する人も多いですよね。市民ラウンジ内に休憩できる場所はありますか?
ベンチやテーブルなどがございますので、ホッと一息ついていただける空間になっていると思います。ラウンジ内での飲食もOKで、市庁舎のFree Wi-Fiも使っていただけますので、ゆっくり各々のお時間を過ごしていただけるかと思います。

――市民ラウンジを訪れた人が利用できるレストランやカフェは市役所内にありますか?
1~2階エリアに「LUXS FRONT(ラクシス フロント)」というフードホールや複数のレストラン、横浜のお土産を中心に扱うショップなど、どなたでもご利用できる商業施設がありますよ。イルミネーションイベントの開催(2025年12月4日~12月30日)に合わせたキャンペーンもございますので、この機会にぜひお立ち寄りください。
――12月4日から横浜市では「ヨルノヨ」というイルミネーションイベントが開催されていますね。市民ラウンジからはどんな「ヨルノヨ」の景観が望めるのでしょう?
「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」は今年で6回目となり、12月4日から30日(火)まで開催しています。市民ラウンジからはみなとみらい方面の街並みの、特別なライトアップで彩られた幻想的な風景がご覧いただけます。今回は、GREEN×EXPO 2027に向けた機運醸成の一環として、「花」をテーマに展開されており、市民ラウンジからは、横浜ランドマークタワー、クイーンズスクエア横浜、大観覧車コスモクロック21など、横浜を象徴する夜景スポットが一望できます。

――それはすごいですね!無料で利用できるとは思えないほどの贅沢すぎる景観です。特におすすめの時間帯はありますか?
「ヨルノヨ」のコンテンツのひとつとして17時から21時までの毎時00分・30分に、みなとみらい一帯が光と音楽で連動するスペクタクルショー「ハイライト・オブ・ヨコハマ」が約5分間、開催されます。市民ラウンジの落ち着いた空間から眺めるイルミネーションは、喧騒から少し離れ、暖かく静かな雰囲気の中で楽しむことができるのでおすすめです。
――土日も市民ラウンジを開放されていますが、この「ヨルノヨ」の期間の土日も開放されていますか?
もちろん開放しています。しかも通常20時まで開放のところを時間を延長して21時15分まで開放していますので、ぜひ「ヨルノヨ」期間だけの特別な光の空間をお楽しみいただければと思います。 美しく輝くみなとみらいの夜景を、まるで額縁に入れたように見ることができるイベントです。この機会に、ぜひお越しください。

昨年2024年に、首都圏で初めて日本新三大夜景に選ばれた横浜市。今しか見られない横浜の冬の夜景を、市民ラウンジから眺めてみてはいかがだろうか?市民ラウンジでは「ヨルノヨ」期間だけの特別ライトアップも実施。窓ガラス面が光で輝き、まるで光る額縁に入れたような夜景を見ることができる。あまり知られてもおらず、穴場的なスポットともいえるこのラウンジに、この機会に訪れてみてはいかがだろうか?
取材・文=大庭かおり
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