食後に摂取するコーヒーの効果

食事の消化を助ける
食後のコーヒー摂取には、消化機能を促進する効果があり、カフェインには胃酸の分泌を促進し、食べ物の消化を助ける作用があります。さらに、クロロゲン酸という成分は、腸の動きを活発化させ、消化過程をスムーズにします。これらの作用により食後の不快感や重苦しさを軽減することができます。しかし、胃が敏感な方や、胃酸過多の症状がある方は、食後すぐの摂取は避ける方が良いでしょう。
血糖値の上昇を抑える
カフェインを摂取すると血糖値のバランスや脂肪を分解するコルチゾールが分泌されます。また、ポリフェノールのひとつであるクロロゲン酸にも、糖が血液中に吸収されるのを抑制する可能性があると考えられています。
リラックス効果
コーヒーのカフェインには、覚醒作用があり、食後の仕事などに影響しないために眠気覚ましとして飲むことも効果があります。また、文化として人との会話を楽しんだりリラックスすることで、やる気が起きたりすることも暮らしの中で健康を維持するためのコーヒー効果といえます。
「コーヒーの効果」についてよくある質問

ここまでコーヒーの効果を紹介しました。ここでは「コーヒーの効果」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
コーヒーの摂取量は一日何杯までにした方がいいですか?
前原 尚子
日本ではカフェインの摂取量についてはカフェイン耐性に個人差が大きいことなどから、明確な基準はありませんが、WHO(世界保健機構)などの国際機関や各国の見解を元に情報が提供されており、カップ(150ml)を1日3〜4杯が適量とされています。妊婦や授乳中の女性の場合は、1日1〜2杯程度に抑える事が推奨されています。
コーヒーを多量に摂取すると、体にどんな影響を及ぼしますか?
前原 尚子
コーヒーを過剰に摂取すると、カフェイン作用により中枢神経が過剰に刺激され、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が引き起こされます。長期的な過剰摂取の影響として、高血圧リスクが高くなることや、妊婦においては貧血を引き起こし、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。

