ふわふわもこもこな犬を見ると、つい「かわいい」と思いがちですが、もしかすると肥満が隠されているかもしれません。犬が肥満になるとあらゆる病気にかかりやすくなり、命を脅かすこともあるので注意が必要です。
今回は、犬の肥満がもたらす病気・トラブルや、犬の肥満を防ぐ方法について、獣医師の牛草貴博先生に教えていただきました。

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬の肥満は、下記のような病気やトラブルを引き起こすおそれがあります。
糖尿病・がんのリスク
肥満になると、蓄えた脂肪から炎症を引き起こす物質が分泌され、さまざまな部位に炎症を引き起こします。この炎症が免疫機能やホルモンに影響を与え、がんや糖尿病の引き金になることも。
呼吸器疾患
太ると首まわりにも脂肪がつき、気道を圧迫して正常な呼吸ができなくなる呼吸器疾患の原因に。とくに生まれつき気道が狭くなりがちな短頭種は注意が必要でしょう。
