こまめに体重を計測する
定期的に愛犬の体重を計測し、理想体重を超えていないかを確認しましょう。同じ犬種でも骨格や筋肉量などが異なるため、体型も重要です。愛犬の体を横や上から見るほか、腰のくびれがあるか、ろっ骨に指で触れられるかを触ってチェックしましょう。
毎日しっかり散歩をする
散歩などで運動をしっかり行うと筋肉を維持できるほか、腸内環境のバランスが整って肥満から守ることに役立ちます。坂道を上ったり芝生の広場歩かせたりする工夫をしても。
おやつを与えすぎない
愛犬を喜ばせたいという気持ちのあまり、ついおやつを与えすぎてしまうほか、家族がそれぞれにおやつを与える習慣があると、1日の総量がわかりにくくなりがちに。1日分のおやつは取り分けておき、家族みんながその中から与えるようにしましょう。おやつを小さく切るなどして、量ではなく回数を増やすのもよいでしょう。
フードを見直す
フードは目分量で与えず、しっかりと計測して与えましょう。また、避妊・去勢手術後やライフステージの変化によって代謝が落ちると、必要なエネルギー量が減少します。愛犬のライフステージごとにフードを見直し、適正量を与えて体型の維持に努めましょう。
肥満は万病のもとです。愛犬にいつまでも元気で過ごしてもらうためにも、生活習慣を今一度見直してみましょう。
お話を伺った先生/牛草貴博先生(VCAJ横浜どうぶつ医療センター、関内どうぶつクリニック代表 獣医師 博士(獣医学)株式会社12薬局取締役 酪農学園大学特任准教授)
参考/「いぬのきもち」2025年10月号『愛犬の命を脅かす原因に! 肥満ってこんなにコワイ!!』
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
