流行語大賞「働いて×5」から浮き彫りになった断絶…「1日8時間は長すぎ」派vs「残業させて」派のそれぞれの言い分と働き方の最適解

流行語大賞「働いて×5」から浮き彫りになった断絶…「1日8時間は長すぎ」派vs「残業させて」派のそれぞれの言い分と働き方の最適解

一律の規制から「選択できる」時代へ

 今回の流行語大賞が引き金となって見えてきたのは、一律のルールでは縛りきれない、多様なニーズの衝突でした。

 現在、議論が進んでいる法改正の動きも、これまでの「休ませるための規制」一辺倒から、「働く自由を取り戻すための緩和」へと舵(かじ)を切りつつあるように見えます。  それは決して強制労働への逆戻りではなく、「稼ぎたい人が、上限を気にせず本業に打ち込める選択肢」を作る試みと言えるかもしれません。

 休みたい人には休息を、稼ぎたい人には機会を。「一律の働き方」が限界を迎えている今、私たちが求めているのは、会社や国に決められた枠組みではなく、自分のライフステージに合わせて働き方を「選べる自由」なのかもしれません。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

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