副耳の前兆や初期症状について
副耳では、生まれてすぐに耳の付近にイボ状の突起を認めます。通常、片耳の近くに一つのみ認めますが、両耳の前にできたり、顔や首にできたりすることもあります。また、一つではなく、複数できるケースもあります。さらに、中には突起ではなく、おへそのように凹んでいるものもあります。
副耳は通常皮膚組織のみを含み、柔らかい感触をしていますが、硬くコリコリとしている場合には、軟骨組織が含まれていることもあります。
一般的に、他に自覚症状は認めないものの、副耳の根元に湿疹ができることもあります。このほか、軽度の耳の変形を伴うケースもあります。
副耳の検査・診断
副耳は外観から観察できるため、特別な検査は行われません。生まれてすぐに耳の近くにイボ状の突起を認める場合には、副耳と診断されます。

