本音でぶつかる大切さ
あれ以来、私たちは公民館を利用したり、天気の良い日は公園に行ったりして遊ぶようになりました。
もちろん、たまに私の家で集まることもありますが、その時は彼女たちの態度が劇的に変わりました。雅子ちゃんは、必ずきちんとした手土産を持ってきてくれるようになり、静香ちゃんは、子どもたちが遊び始める前に「爆音のおもちゃは絶対ダメ。里香ちゃんに迷惑かけちゃだめだよ」と厳しく注意するようになりました。
そして何より、テイクアウト後の後片付けです。食事が終わると、静香ちゃんが「里香ちゃん、食器は私が洗う!」と率先して洗い物をしてくれるようになりました。
雅子ちゃんも、リビングのゴミをすべて集め、おもちゃを片付けてから帰るようになりました。優しさに甘えられて、自分が辛くなるくらいなら、正直に気持ちを伝えて、本当の友達付き合いを築くことの方が大切だと、改めて実感しました。
あとがき:本当の友情は、正直な距離から始まる
正直な気持ちを伝えるという、里香さんの勇気ある行動が、三人の関係を最も健全な形へと導きました。雅子さんの素直な謝罪と、静香さんの非を認める態度は、彼女たちが友情を大切に思っていた証拠です。「場所を共有する」という負担から「場所代を共有する」という対等な関係へシフトしたことで、物理的な距離と心の気遣いが生まれました。里香さんが自分を犠牲にしなくなったことで、友人たちも「甘え」を卒業し、本当の優しさと気配りを思い出した、感動的な結末です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

