メラノーマ以外で爪に黒い線ができる原因
爪が黒く変色したからといってすべてがメラノーマというわけではありません。
ここでは、メラノーマ以外で爪に黒い線ができる原因について紹介します。原因と考えられるものは、以下の5つです。
内出血
加齢
小児期の爪甲色素斑
アジソン病
爪水虫(爪白癬)
指を挟んで爪の内側を内出血してしまった場合、爪に黒い線ができてしまう場合があります。メラノーマと違い出血した部分が治癒してくると自然に消失するでしょう。
加齢や加齢に伴う乾燥によっても爪に黒い線が出現することがあります。このような症状は爪の保湿ケアによって予防することができるでしょう。
爪甲色素線条は15歳未満の小児に出現することがありますが、年長児になってくると消失することが多いです。成人で出現した場合は、悪性化することがあるので爪の変形などの所見がある場合は皮膚科を受診しましょう。
アジソン病は副腎皮質ホルモンの低下や欠乏によって、倦怠感や低血圧などの症状が出現する疾患です。この副腎皮質ホルモンが長期的に不足することで、爪に色素沈着が見られることがあります。
爪の水虫とされる爪水虫においても爪が黒くなることがありますが、水虫の治療とともに消失していくでしょう。
爪に黒い線を作らないための対処方法
爪の色素沈着の原因は紫外線や栄養不足など多岐にわたります。
ここでは、色素沈着によって爪に黒い線を作らないようにするための対処方法を紹介していきます。
栄養をしっかり取る
爪の色素異常はビタミンB12欠乏症によって引き起こされることがあります。
ビタミンB12は動物性の蛋白に含有されており、肉や魚介類を摂取することで吸収できます。逆に食生活が野菜中心の方は不足しがちなので注意が必要です。
ストレスを溜めない
ストレスはコルチゾールの分泌に深く関わっているとされています。そして、このコルチゾールは爪の色素異常にも関わってくるのです。
ストレスが長期間続くと副腎疲労を起こし、コルチゾールの分泌が減少してしまうことで、爪の色素異常が起こることが考えられます。
血行を良くする
血行が悪いことで、爪白癬などの感染症に罹患しやすくなるといわれています。
爪白癬になった場合でも、爪に黒い線が出現することがあります。血行をよくすることが、爪白癬の予防につながるでしょう。
爪に負担がかからない靴を履く
つま先に余裕がない靴やヒールを履いているときは、足に負担がかかり血行が悪くなるとされています。
先程紹介したように血行によって爪の色が変色するので、爪の変色を気にする方はつま先に余裕のある靴を履くようにしましょう。
紫外線対策をする
皮膚は紫外線を防御するために、メラノサイトの活発化によってメラニン色素が産生されます。このメラニン色素によって皮膚が黒くなり、紫外線から皮膚を守ることができるでしょう。
爪に紫外線が当たった場合にも、紫外線による皮膚の防御反応が起きるため、爪に黒い線が出現することが考えられます。
爪の変色が気になる方は、外出前に紫外線対策をすることが大切です。
爪の乾燥を防ぐ
紫外線は爪の乾燥原因の一つとされ、爪が乾燥することで防御機能が低下します。この爪の防御機能の低下によって、紫外線による爪のメラノサイトの活発化が発生しやすくなり、爪に黒い線が現れやすくなるでしょう。
爪の黒い線の発生を予防するために、しっかり保湿するなど対策を行い、爪を乾燥させないようにすることが大切です。

