「疲れで頭痛」が起こるのはなぜ?医師が対処法と考えられる病気を解説!

「疲れで頭痛」が起こるのはなぜ?医師が対処法と考えられる病気を解説!

すぐに病院へ行くべき「疲れで頭痛が起こる」に関する症状

ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。
応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。
以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

疲れで頭痛が起こって突然発症するような激しい頭痛の場合は、脳神経外科へ

疲れで伴う頭痛の多くは、筋緊張性頭痛や片頭痛などで緊急性がないものが多いです。しかし、中には突然発症した激しい頭痛、しびれやろれつが回らないなどの神経症状、意識障害を伴うような脳血管障害に伴う頭痛が稀に起こることも考えられます。このような頭痛の場合には、躊躇せず救急車を呼んだり、救急外来や脳神経外科を受診することをお勧めします。

病院受診・予防の目安となる「疲れで頭痛が起きる」ときのセルフチェック法

・疲れに伴う頭痛が強い場合
・症状が数日続く場合
・頭痛が吐き気を伴う場合
・頻回に頭痛がみられる場合

「疲れで頭痛が起こる」症状が特徴的な病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「疲れで頭痛が起こる」症状が特徴の病気を紹介します。
どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、一次性頭痛の中でも最も頻度の多い頭痛の一つです。一般的には両側性の頭痛で、圧迫感、締めつけ感がある非拍動性の頭痛であることが多いです。頻度が少なく、日常生活に支障がない場合には治療の必要はありませんが、頭痛によって日常生活に支障が出る場合には鎮痛剤の内服が有効となります。
原因として、長時間の同じ姿勢や首や肩、頭部の筋肉が緊張し続けることや、ストレスや不安、疲れなどによる影響も考えられます。また、姿勢が悪い事やストレートネックなどで筋肉に負担がかかっている可能性もあります。セルフケアとして、正しい姿勢を保ち、適度に休憩をはさみながら首や肩のストレッチや首肩回りの筋肉をほぐす運動を取り入れる様にしましょう。

片頭痛

片頭痛は、一次性頭痛の中でも比較的頻度が多く、日常生活にも支障をきたしやすい病気です。頭痛の前に光が視界に現れ見えづらくなる(閃輝暗点)ような前兆症状がみられることもあります。片頭痛の症状は、発作的に起こり4~72時間持続し、片側性のズキズキするような拍動性の痛みが特徴です。片側性が特徴とは言われていますが、実際には両側性に痛みが出る方も少なくありません。片頭痛はストレスや睡眠の過不足、月経周期、疲れ、天候、臭い、音、光、アルコールなどさまざまな要因が誘因や増悪の因子となる事が分かっています。また、頭痛発作の間には、音や光などに過敏となり不快に感じることも多いです。また、吐き気や嘔吐を伴うことも多いです。この発作は症状が強くでて、日常生活にも支障が出ることも多いため、このような症状が頻繁に出るときには医療機関を受診しましょう。脳神経外科や脳神経内科が専門であり、頭痛外来を設けている医療機関もあるため探してみると良いでしょう。

眼精疲労

眼精疲労とは、眼を使う仕事を続けることで、眼の痛み、かすみ、充血に伴い頭痛や肩こり、吐き気などの全身症状がみられるようになり、十分な休息をしても十分に回復しない状態を言います。原因として、緑内障や白内障、ドライアイ、度数の合わない眼鏡を使用しているなどが挙げられます。また、近年はスマホやパソコンの長時間使用の影響も少なくありません。
治療としては、まず目の病気がある場合にはこの治療をすることが第一です。また、適度な休息をとりながら作業を行うことも大切です。眼精疲労であると思われた場合、まず目の異常が無いか眼科を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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