
寛文五年堂の発酵スイーツブランド「1665(イチロクロクゴ)」に「シュトーレンとマカロン詰合せ 冬仕立て」が新商品として加わった。
発酵スイーツブランド「1665」

11月26日(水)に発売された「1665 STOLLEN & MACARON シュトーレンとマカロン詰合せ 冬仕立て」は、2,800円(税込)。ナッツ類とドライフルーツ・自社製の甘酒と米こうじ味噌を加え、しっとり焼き上げた「1665」ブランドオリジナルのシュトーレン。3色のクラシックカラーのマカロンには、甘酒バニラクリームをサンドした。米こうじが香る「1665」オリジナルのクリームは、マカロンとの相性もよく、外側はサクッと、中はしっとりした食感となっている。

11月7日(金)発売の「1665 CHIFFON CAKE 味噌シフォンケーキ」は、2,160円(税込)。味噌によるやさしい香りと甘みのシフォンケーキには、「あきたこまち」の米粉や味噌を配合。シフォンケーキに添えるマスカルポーネチーズクリームにも「35こうじ味噌」を加え、味噌の風味を感じられる。

「洋菓子 1665 MISO×CHEESE CAKE 味噌チーズケーキ ホール 4号」は、味噌の塩味とチーズのコクが楽しめるチーズケーキ。生地をじっくりと練り上げ、時間をかけ寝かせて湯煎焼きしている。スフレの軽さとベイクドの濃厚さがあり、なめらかな口どけに。甘さ控えめの味噌チーズケーキだ。価格は2,160円(税込)。

「洋生菓子 1665 AMAZAKE×CHEESESAND 甘酒入りチーズサンド 5個入りセット」の価格は2,160円(税込)。軽やかなスフレ生地にふんわりとしたチーズクリームと甘酒クリームを二層に重ねた。発酵のコクと自然な甘みが溶け合い、ふわっとほどけるようなやさしさに満ちた味わいに。

「洋生菓子 1665 AMAZAKE×KOMEKOKANELE 甘酒米粉入カヌレ4個入」は、秋田県産あきたこまちの米粉と、自社製の甘酒・味噌を使用。モチモチ&カリッの絶妙な食感で、ホワイトチョコと味噌クリームの塩味、くるみが抜群にマッチする。価格は2,592円(税込)。
いずれも冷凍となっている。
発酵スイーツが生まれた背景

商品開発マネージャー・石川久美子さん
2022年に社内で「新商品アイデア」を募集したことをきっかけにプロジェクトが始動。約70件のアイデアが寄せられ、地元の野菜や果物を使ったものや、稲庭うどん専用粉、味噌・米こうじを使ったスイーツなどが集まった。

実際の絵コンテ
その後、開発対象をスイーツに絞り、寛文五年堂ならではのコンセプトを考え続け、創業の原点である「発酵食材」に着目。「発酵とスイーツのマリアージュ」をコンセプトに去年から開発がスタートし、米こうじの甘みや旨みを活かしたスイーツが誕生した。

市販の味噌・自社製味噌の食べ比べ
試食会では、市販品と同社の「35こうじ味噌」を食べ比べ、伝統の製法で作られた味噌本来の味わいを体験してもらった。「35こうじ味噌」は、一般的な味噌の約3.5倍のこうじを使用しており、優しい味わいで食べやすい、柔らかな口当たりが特徴だ。参加者からは「他にはない甘さと旨み、香り」「まろやかで食べやすい」といった声が寄せられたという。

なお、「1665」は1665年=寛文五年から、ブランド名をネーミングしている。
