
働く人なら誰もが一度は経験する“地味だけど大問題”の瞬間を、じわりと哀愁のあるタッチで切り取る青木ぼんろさん(@aobonro)。日々のサラリーマン生活を淡々と描いた作品は、「わかりすぎてつらい」と共感を集めている。漫画「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」から今回紹介するのは、時間との勝負が勃発した“宅配の不在票”をテーマにした実体験エピソードだ。
■仕事が押すたびに消えていく“荷物を受け取れるはずの夜”



定時で帰ると心に決めた日ほど終業前に予定が入るもの。青木さんも荷物が届く予定の日に限って急ぎの会議が飛び込み、全速力ダッシュで帰宅する羽目になったという。あと少しで間に合うと思った矢先、ポストで見つけたのは無情な不在票だった。
青木さんは当時を振り返り「喉から聞いたことのない息の音が出るくらい本気で走った。あれだけ頑張って不在票を見ると虚無だけが残る」と語る。社会人なら誰もが一度は経験したことがある、あの独特の落胆が読者の胸にも迫ってくるだろう。
■受け取れない日が増えた現代の“一人暮らし問題”
ネットショッピングが生活に浸透し、受け取りに追われる日常はさらに加速した。青木さんも「休日の予定を聞かれて『宅配便を待っている』と答えるくらいには根深い」と言い、現代のライフスタイルと配送事情のギャップを痛感している。
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