40〜50代に増える「股関節唇損傷」初期症状・痛みの特徴を医師に聞く

40〜50代に増える「股関節唇損傷」初期症状・痛みの特徴を医師に聞く

眞鍋 憲正

監修医師:
眞鍋 憲正(医師)

信州大学医学部卒業。信州大学大学院医学系研究科スポーツ医科学教室博士課程修了。日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本医師会健康スポーツ医。専門は整形外科、スポーツ整形外科、総合内科、救急科、疫学、スポーツ障害。

股関節唇損傷の概要

股関節唇(こかんせつしん)損傷とは、骨盤の関節(股関節)の辺縁部分である股関節唇がなんらかの原因で損傷し、痛みを引き起こす疾患です。

股関節唇は大腿骨(太ももの骨)が骨盤にはまりこむ位置を取り囲む軟骨で、大腿骨を包み込んで吸着するように存在しています。股関節唇によって骨盤が大腿骨を広い範囲で包み込んでいるため、股関節の安定性が高まっています。

股関節唇損傷は軟骨内のコラーゲンの走行上、体の前方に起こりやすいのが特徴です。

股関節唇損傷

股関節唇損傷の原因

股関節唇損傷の原因は以下の2つに大きく分類されます。

大腿骨寛骨臼インピンジメント

寛骨臼蓋形成不全や変形性股関節症

大腿骨寛骨臼インピンジメントは、スポーツや日常生活などの股関節の運動時に骨盤と大腿骨との間で股関節唇の挟み込み(インピンジメント)が繰り返されることです。大腿骨寛骨臼インピンジメントが繰り返されることによって股関節唇が損傷し、痛みを誘発します。

寛骨臼蓋形成不全や変形性股関節症では股関節の構造が変化し、荷重が股関節の一部に集中したり股関節が不安定になったりします。股関節唇への負荷も増大し、股関節唇損傷に移行します。

しかし、股関節唇損傷は原因不明で発症するケースもあります。

配信元: Medical DOC

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