見つかった場所に驚愕!
警察も出動して捜索を始め、子どもがいなくなってから1時間ほどたったころ、ママ友から子どもが見つかったと連絡がありました。近くを探していたのでかけつけて話を聞くと、見つかった場所はまさかの家の中。
警察と家族で話をしているところに、家族も警察も捜索したはずの子ども部屋からAくんが現れたのだそう。本人に話を聞くと、ベッドの下に潜っていたとのこと。ベッド下には引き出しがあるため、死角になっているところにいたようです。
ママ友家族は自宅内で見当たらなくなったので、家出をしたかもと早とちりしていたよう。とても驚いたと同時にホッとしました。ママ友は子どもが見つかり半泣きになりながら、家から出ていなくてよかったと言っていました。
わが子のことではありませんが、家出をした子どもの捜索に携わり、子どもが家出をしたりいなくなったりした場合は、まさかの場所にいることもあるのだと学びました。警察の方は、経験上、家出をする子どものほとんどはよく知っている場所に行くと言っていたとママ友から聞きました。
こういったことが起こらないのが1番ですが、万が一のときはわが子がよく知っている場所はどこかを考えて、真っ先に向かおうと思いました。常日ごろから子どもとたくさんお話して、興味や関心、好きなことを把握しておこうと思います。
著者:鶴川 こだま/20代女性/2017年・2019年生まれの息子と2020年・2023年生まれの娘を育てる4児の母。やんちゃな息子と甘えん坊な娘たちに翻弄されながら、にぎやかな毎日を送っている。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

