第一印象と違う…だんだんと募る不信感
結婚式場へ見学に行った際に出会ったプランナーさんとのお話です。ブライダルフェアで出会った若い女性のプランナーさんは、ブライダルフェアで必死に来場客にプランを提案したり、式場の魅力を伝えたり仕事熱心。その姿に心を打たれ、プランナーさんをその女性にすることを条件に、私たちはその式場に決めました。
ところが、初めての打ち合わせの日。プランナーさんは30分遅刻して登場、慌てる様子や謝罪のひと言もなく、むしろ「忙しいんですよね」とアピールされ、私たちはあ然としてしまいました。それどころか、打ち合わせに関するメールを送っても返信がかえってくるのは早くて3日後。遅いときは2週間も待ちました。
そのうち、「調べておいてほしい、上司の方に確認をとってほしい」とお願いしていたことにも、まったく応じてくれなくなりました。次第にこの方への不信感が募り、夫と「本当にこのままで大丈夫かな?」と話していたところ、式の2週間前に事件は起きました。
なんと、私たちが希望していた会場と別会場が設定されていたのです。
プランナーさんの上司の方へ電話を差し上げたところ、なんと上司の方は何も把握されていませんでした。プランナーさんは自分のミスや現在の状況を、職場で「報連相」していなかったのです。
さすがに一生に一度の大切な日を、この人には任せられないと、上司の方にプランナーの変更を申し出ました。そして、この上司の方が責任を持って受け持ってくださり、その後はとにかくスピーディーに式・披露宴までのできていなかった準備や段取りをしてくださいました。
◇ ◇ ◇ ◇
私たちは、式の準備が進んでいなかったことよりも、一緒に「大切な日を素敵な日にしよう」と目指してくれていたと思っていたので、悲しさのほうが大きかった気がします。
式までの最後の1週間で、上司の方が必死に相談に乗って、いろいろと提案してくださったおかげで当日は素敵な式を挙げられて、忘れられない1日となりました。また、ある意味忘れられない思い出にもなったなと感じています。
著者:なかまる あゆみ
イラスト:sawawa
今回は「結婚式にまつわるトラブル」を紹介しました。結婚式を挙げるには、周りの人の協力だけでなく、プランナーさんの協力が必要不可欠。自分たちのしたい結婚式を叶えようとしてくれるプランナーさんと一緒に準備は進めていきたいですよね。あまりにもプランナーさんとの連携が取れないようでしたら、別のプランナーさんに相談してみることも大切だと思います。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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