「小腸がん」を発症するとどんな「初期症状」が現れる?【医師監修】

「小腸がん」を発症するとどんな「初期症状」が現れる?【医師監修】

小腸がんについてよくある質問

ここまで小腸がんを紹介しました。ここでは「小腸がん」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

小腸がんは珍しい病気ですか?

和田 蔵人 医師

はい。小腸がんは全体のがんのなかでも発生がとてもまれながんです。年間の発症率は人口10万人あたり数人程度で、日本人のがん全体の0.5%未満とごく少数にとどまります。そのため希少がんに分類され、診断や治療の経験を積んだ専門施設が限られているという課題もあります。

小腸がんの原因やリスク要因は何ですか?

和田 蔵人 医師

小腸がんの明確な原因はわかっていません。しかし、いくつかの疾患が発症リスクを高める要因として知られています。代表的なものに、クローン病があります。また、遺伝的な要因では家族性大腸腺腫症(FAP)、ポイツ・イエガース症候群、リンチ症候群などが小腸がんのリスク因子として挙げられます。これらの病気がある方は、小腸がんを含む消化管のがんを早期発見するため定期検査が推奨される場合があります。

まとめ


小腸がんは発生頻度の低い希少ながんであり、初期には目立った症状が出にくく発見が遅れがちです。とはいえ、本記事で解説したような症状に気付いた場合や、リスク因子となる病気がある場合には、できるだけ早めに医療機関を受診し必要な検査を受けることが大切です。近年ではカプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡といった技術の進歩により、小腸がんの診断精度は向上しつつあります。

小腸がんは希少とはいえ、早期に発見して適切に治療することで予後の改善が期待できます。気になる症状が続く場合は医療機関に相談し、適切な検査・治療につなげましょう。

配信元: Medical DOC

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