「娘たちを妻に奪われた!」モラハラ夫が夜中に向かった先は?|極論被害妄想夫#41

「娘たちを妻に奪われた!」モラハラ夫が夜中に向かった先は?|極論被害妄想夫#41

かすみさんを連れ戻すため、すぐるはかすみさんの実家へと車で向かいます。車中で、子どもたちのことを考えていた すぐる。娘たちを自分からうばった かすみさんへの怒りが込み上げ…。

©神谷もち

©神谷もち

妻と娘を連れ戻すため、かすみさんの実家へと向かう すぐる。

©神谷もち

©神谷もち

やはり、わが子はかわいいのでしょう。ですが、それはすぐるにとって、所有物のようなものとしてのかわいさなのではないでしょうか…。

©神谷もち

©神谷もち

すぐるは、元々、被害妄想でものごとを捉えがちな一面がありました。ここでも、かすみさんが「悪者」として認識されているようですね。

©神谷もち

©神谷もち

「ママとパパみたいに」という娘の言葉に、かすみさんの表情がかたまります。

©神谷もち

大人の事情に子どもを巻き込んでしまうことは、とてもツラいですよね。

特に、自分の両親の問題となると、受け入れることは難しい場合もあります。そして、そんな子どもの気持ちを推しはかると、決心がにぶってしまいそうになるのではないでしょうか。

「家族のために頑張ってる」のは同じ

©神谷もち

©神谷もち

©神谷もち

本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。

かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。

「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。

そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。

「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。

記事作成: akino

(配信元: ママリ

配信元: ママリ

提供元

プロフィール画像

ママリ

ママリは、妊活・妊娠・出産・育児など、変化する家族のライフステージに寄り添う情報サイトです。