どれを選べば正解?テント迷子を救う代表的な6タイプを徹底解説!

どれを選べば正解?テント迷子を救う代表的な6タイプを徹底解説!

キャンプ用品の中でも、もっとも悩みやすいのがテントの選び方。メーカーごとに多種多様なモデルが並び、専門用語も多く、初心者にとっては違いがわかりにくい。

そこで、この記事ではテントの代表的な種類について、それぞれの特徴や向いているスタイル、注意点までをわかりやすく解説する。これらを押さえておけば、数あるテントの中から自分に合った一張りを選びやすくなるはずだ。

1. ドームテント/万能型で迷ったらこれ!

どれを選べば正解?テント迷子を救う代表的な6タイプを徹底解説!
〈コールマン〉タフワイドドームⅣ/300ヘキサタープセット(オリーブ/サンド)

最もスタンダードで人気が高いのがドームテントだ。2本以上のポールをクロスさせて立ち上げる構造で、自立式のためどこでも設営できるのが大きな魅力である。地面の状態に関わらず安定して立つうえ、慣れれば10分程度で組み立てられるものも多く、初心者が最初に選ぶならまずこのタイプが候補に挙がるだろう。

どれを選べば正解?テント迷子を救う代表的な6タイプを徹底解説!
〈テントファクトリー〉Hi-TCドームテント2

万能型ゆえに、ソロからファミリーまで幅広いサイズ展開があるのも特徴だ。居住性こそ大型テントに及ばないが、コンパクトさと汎用性のバランスが取れている。風にも比較的強く、山間部や海沿いなど環境が厳しい場所でも活躍してくれる。

一方で、内部空間は天井が低くなりやすく、大人数での使用や長期滞在にはやや不向きだ。リビングスペースを確保したいなら、後述するツールームやトンネル型を検討したほうがいい。

2. ツールームテント/寝室とリビングを分けて使える快適派

どれを選べば正解?テント迷子を救う代表的な6タイプを徹底解説!
〈テントファクトリー〉Bluewindトンネル2ルームテント

ファミリーキャンプや長期滞在型のキャンプで人気が高いのがツールームテントだ。名前の通り、「寝室」と「リビングスペース」の2つの空間をひとつの幕体で確保できる構造が特徴で、テントとタープを別々に設営する必要がない。居住空間にゆとりが生まれるため、雨天時でも快適に過ごせる点は大きなメリットだ。

テーブルやチェアを置いてリビング空間として使える前室部分は、食事やくつろぎの時間を過ごすのに最適である。メッシュパネル付きのモデルを選べば、虫を避けながら風通しも確保でき、夏場のキャンプでも快適に過ごせる。

どれを選べば正解?テント迷子を救う代表的な6タイプを徹底解説!
〈コールマン〉タフスクリーン2ルームハウス/MDX+

ただし、大型で重量があるため、設営・撤収には時間と労力がかかる点は覚えておきたい。車移動が前提のキャンプでこそ真価を発揮するテントであり、「設営の手軽さ」よりも「快適性と居住性」を重視する人に向いている。

配信元: GARVY PLUS

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