●日本人の同級生も"支援の輪"に入った
彼女と共に活動する日本人の同級生にも話を聞いた。
「ネットのデマに流されない家族で良かったと思っています。実際に見ないと何も判断できませんから。
彼女のお父さんの人柄に触れて『クルドの人たちと共生したい』と思うようになりました。
法律がわからず困っている部分をホワイトな状態に整えていきたいです」
●「自分は恵まれている」その言葉の裏にあるもの
彼女は繰り返し、「自分は恵まれているほうだ」と語る。
しかし、その幼少期は「仮放免家族」。差別にさらされ、アイデンティティに悩み、生活は常に不安定だった。
それでも、彼女は誰かのために動こうとしている。
差別なき共生社会への"一歩"は、こうした当事者の静かな行動から始まるのかもしれない。

