多目的室を利用して子どもの着替えをしていると、ノック音が→鳴り止まないノック音のまさかの理由に仰天!?

新幹線の座席で息子と食事をしていたとき、息子がスープを豪快に服へこぼしてしまいました。着替えをするため、私は車掌さんに声をかけて多目的室に入り、準備を始めたところ、入ってすぐ、ドアの外から「ドンドンドン! 」とせわしないノック音が。まだ入ったばかりなのに急かされていると思い、「少しお待ちください! 」と苛立ち気味に返してしまいました。ところが次の瞬間、男性の声で「大丈夫ですか? 呼び出しボタンを押されたようですが」と聞こえてきたのです。
驚いて室内を見渡すと、着替えを待つ息子のそばにある呼び出しボタンが点灯していました。私が準備に必死になっている間に、息子が押してしまったのです……。車掌さんが駆けつけてくださるという思わぬハプニングとなり、私は慌ててドア越しに謝罪しました。
今振り返ると、なぜあんなに急いでいたのかと反省します。落ち着いて準備していれば息子の様子にも気を配ることができ、ボタンを押されることもなかったはず。さらに、心配して来てくださった車掌さんに怒り気味の声で返してしまったことも申し訳なく思います。
この経験を通じて、どんなときも冷静さを忘れず、落ち着いて行動することの大切さを学びました。
著者:鈴木美和/40代 女性・フリーランス。4歳の天真爛漫な男の子を育てる母。旅行が好き。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どもの着替えの最中にノックが続くと、思わず焦ってしまいますよね。急いでいると視野が狭くなり、大切なことをうっかり見落としてしまうこともあります。子連れでの外出はどうしても慌ただしくなりがちですが、そんなときこそ深呼吸をして、少し気持ちに余裕を持って行動したいですね。
いかがでしたか? 今回は、新幹線の多目的室で起きたエピソードをご紹介しました。小さな子どもを連れて移動する際、多目的室を利用する場面は多いものです。事前に利用方法や利用ルールを確認しておくと、いざというときもスムーズに使えて、トラブルも防ぎやすくなりますよ。

