【マックvsコメダ】「グラコロ」と「グラクロ」の違いは? “グラタンコロッケバーガー”食べ比べてみた!

【マックvsコメダ】「グラコロ」と「グラクロ」の違いは? “グラタンコロッケバーガー”食べ比べてみた!

「グラコロ」マック&コメダ、両社の違いを検証!

 
 冬になると「この季節といえばマックの『グラコロ』」と感じる人は多いはず。長年親しまれてきた定番メニューですが、近年はコメダ珈琲店からも「グラクロ」が登場し、“グラタンコロッケバーガー”の選択肢が広がっています。どちらも冬限定のグラタンコロッケバーガーですが、見た目やサイズ感、味の方向性にははっきりとした違いがあります。今回は両方を実際に食べ比べ、それぞれの特徴や魅力をレビューしていきます。

 マクドナルドの「グラコロ」は単品440円〜で販売されている季節限定バーガー。エビとマカロニ入りのグラタンコロッケにキャベツと特製ソースを合わせ、ふわっとしたバンズで挟んでいます。手のひらサイズの小ぶりなフォルムで、白いバンズときつね色のコロッケがかわいらしい印象。さらに、グラタンコロッケの下にはたまごソースが隠れているのも特徴です。

 一方、コメダ珈琲店の新作「グラクロ」は店舗によって異なるものの、680〜750円ほどで提供されています。値段はコメダのほうが300円ほど高めです。ゴーダ・モッツァレラ・チェダー・パルメザン・エダムの5種チーズを使ったグラタンクロケットをキャベツと特製ドミグラスソースとともに、厚みのあるふっくらバンズでサンド。大きさはマックより明らかに大きく、二回りほどの差があるように感じます。喫茶店らしいボリューム感です。

 まずはマクドナルドのグラコロから。かじった瞬間、サクッとした衣のあとにチーズ感のあるクリームがとろりと広がり、冬らしい濃厚な味わいが楽しめます。バンズはふかふかで、しっとりとした印象です。コロッケの下のたまごソースがまったり感をプラスし、小ぶりながら味わいはしっかり重厚。軽めのバンズとの相性が良く、中身が主役としてしっかり存在感があります。

 続いてコメダのグラクロを食べてみました。まず驚くのは大きさとバンズの厚み。ふかふかで甘みのあるパンが圧倒的なおいしさで、パンだけでも満足度が高いほどです。ひと口目はバンズの甘みが広がり、そのあとにやさしいクリーム感のグラタンクロケットが続きます。5種のチーズを使用していますが、味はマックほど濃厚ではなく控えめ。全体的にあっさり寄りで、バンズとのバランスを重視している印象です。大きいのに食べ進めやすいのもポイント。

 全体として、マックは濃厚で中身を味わうバーガー、コメダはパンのおいしさを軸にしたバランス型という違いがはっきり。濃厚さで選ぶならマック、ボリュームとパンの満足度で選ぶならコメダと感じました。

【まとめ】
 マックの「グラコロ」は小ぶりながら濃厚で、中身のクリームをしっかり楽しめる一品。コメダ珈琲店の「グラクロ」は二回りほど大きく、ふかふかのバンズが主役級のおいしさで、あっさりめの味わいが特徴です。方向性がまったく違うため、どちらがおいしいと感じるかはその人次第。食べ比べてみると、好みがはっきりわかって面白いはずです。

(natsu)

配信元: LASISA

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