
野菜がたっぷりとれる煮ものは副菜にぴったり。でも、副菜にそうそう煮込み時間や調理の手間はかけられませんよね。それなら、レンチンだけでできちゃうお手軽煮ものはいかが? 野菜とうまみ素材、調味料を重ねて入れれば簡単にできる、副菜煮もの2品のレシピを紹介します!
教えてくれたのは…
▷市瀬悦子さん
料理研究家。「おいしくて作りやすい家庭料理」をモットーとし、身近な素材に一工夫を加えた絶品レシピが、幅広い層に人気。書籍や雑誌、テレビなどさまざまな媒体で活躍。
大根とツナの韓国風塩煮
辛みをピリリときかせれば、簡単韓国風に
【材料・2人分】*1人分107kcal/塩分1.3g
・ツナ缶(オイル漬け)・・・ 1缶(約70g)
・大根 ・・・200g
■A
└おろしにんにく・・・ 小さじ1/4
└ごま油 ・・・小さじ1/2
└塩 ・・・小さじ1/3
└こしょう ・・・少々
└水 ・・・大さじ5
一味唐辛子
【作り方】
1.大根は5mm厚さのいちょう切りにする。ツナは缶汁をきる。
2.口径約15cmの耐熱ボウルにAを入れて混ぜ、大根、ツナの順に重ね入れる。ラップをかけ、600Wで6分レンチンする。ざっくりと混ぜて器に盛り、一味少々をふる。

ブロッコリーとベーコンのバター煮
ベーコンの塩けとうまみでシンプル煮ものに
【材料・2人分】*1人分73kcal/塩分1.3g
・ベーコン ・・・1枚
・ブロッコリー ・・・2/3個(約200g)
■A
└あればローリエ ・・・1枚
└塩 ・・・小さじ1/3
└水 ・・・1/2カップ
バター
【作り方】
1.ブロッコリーは小房に分け、太い茎は皮を厚めにむいて5mm厚さの輪切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。
2.口径約15cmの耐熱ボウルにAを入れて混ぜ、ブロッコリー、ベーコンの順に重ね入れ、バター5gをちぎってのせる。ラップをかけて600Wで5分レンチンし、ざっくりと混ぜる。
* * *
レンチンするとき、野菜をボウルのいちばん下にすると、硬い野菜にもしっかり火が通り、ツナやベーコンのうまみが下にある野菜にしみこみやすくなります。手間なしで作れる副菜煮ものを、ぜひ今夜の食卓の一品に加えてくださいね!
※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
レシピ考案/市瀬悦子 撮影/難波雄史 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
文=高梨奈々

