3. 「買わない日」を設定する
みっつめのシンプル習慣は、「買わない日」をつくって、家にあるものだけでやりくりすること。お店に行かないからムダ買いの心配がなく、食費のコントロールに有効です。毎日のように買い物に行く方は、週に1〜2日買わない日を設定。2〜3日に1回のペースで買う方は、いつも行くタイミングを1日延ばすなど、ライフスタイルに合ったやり方で試してみてくださいね。
半端に残った野菜をまとめて汁物やカレーにしたり、乾物を戻して炊き込みごはんにしたり、レトルトを少しアレンジしたりと、在庫だけでつくれるメニューは意外とあるもの。
在庫を組み合わせて工夫することで、食材や食費のムダを防げるのはもちろん、思いがけない「新定番」が生まれることも。
実際にわが家でも、「買わない日」につくった簡単グラタン(ゆでてつぶしたじゃがいもの上に、レトルトのミートソースとピザ用チーズをのせて焼いただけ)が、小学生の娘たちに大ヒット。今では「あれ食べたい!」とリクエストされる定番メニューのひとつになっています。
シンプル習慣で無理なく食費をコントロール
イベントごとやおつき合いが続く月は、どうしても出費が増えがち。少しでも支出をおさえたいところですが、できればギュッと切り詰めるような辛い節約は避けたいもの。今回は食費にフォーカスして、予定に合わせて買う・在庫をチェックして買い物リストをつくる・買わない日を設定するといった、心をすり減らさずに、ムダ買いだけを減らせる習慣をご紹介しました。
ちょっぴり意識を変えるだけで、家計への効果をきっと実感できるはず。
ご自身のライフスタイルに合わせて、無理なく取り入れてみてくださいね。
■執筆/Kota
元クルーズ船乗組員。狭い船室で、4ヶ月の乗船勤務をスーツケースひとつでこなした経験から、厳選したモノで心地よく暮らすヒントを発信。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、ムリなく続けられる家事アイデアの紹介も得意としている。
編集/サンキュ!編集部
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