3.「買い物」は生きた「お金の授業」になる
子どもの金銭感覚は、実際の買い物を通してぐんと育ちます。スーパーで食品を選ぶ場面では、「どんな基準で選ぶのか」「安ければ良いわけではない」「いつも買っている商品の相場はどれくらいか」など、学べる要素がたくさんあります。親がなぜその商品を選ぶのか理由を言葉にしたり、「今日は○○ちゃんが選んでみる?」と子どもに任せてみたりするのも効果的。子どもは親が選ぶ「定番商品」もよく見ています。
もちろん、毎回一緒に行く必要はありません。時間や気力に余裕がある日の「ついで」で十分。日常の買い物が、自然と「生きたお金の授業」になり、「自分で考えて選ぶ力」を育ててくれます。
特別なことはしなくていい
特別な教材やむずかしい知識がなくても、日常生活の中にかくれている「お金の学び」の機会を活かせばいいのです。もちろん、すべてを完璧にこなす必要はありません。できるところから1つでも取り入れれば、子どもの金銭感覚は確実に育ちます。今日から始める習慣で、未来を「生きる力」を育んでいきませんか。
■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4,000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。
編集/サンキュ!編集部
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